2016年 日本の広告費(電通)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年2月23日
●日本の広告費は、5年連続でプラス成長
●総広告費は6兆2,880億円、前年比101.9%
●インターネット広告媒体費(制作費除く)が初の1兆円超え
精査は来週後半以降 https://t.co/ttroHErprA
電通が毎年春先に発表している、日本の広告業界の数量的なレポート「日本の広告費」の最新版が昨日発表された。今年度は色々とどたばたしたから、あるいは一か月ぐらい発行が遅れるとか、下手すると発表は取りやめになる可能性もあるかなあ...とは思っていたのだけど、さすがにそれは無く、いつも通りの発表。
内容は無料ですべて取得できるので、詳しくは各自チェックしてほしいのだけど、大よそは昨年からの流れを継続。広告費そのものは上昇、ネット広告は大きく成長。紙媒体はかなりヤバス、電波媒体は意外に伸びた、通常広告は高安まちまち、的な。
電通に限ると昨年後半は結構軟調さも見せていたし、ネット関連の広告費の仕切り分けが随分と曖昧になってきているので広告費の上でもゆがみが出てくるかなって感じだったんだけど、この「日本の広告費」ではすっきりと読み取れる。表組には掲載されていない数字もコメント部分に見受けられるので、コメントもしっかりと読み解く事をお勧めする。「定額制読み放題サービスなどの電子雑誌市場(同127.1%※)は拡大。「雑誌の読まれ方」に変化が起きている」とかね。
特に業種別の広告費動向では、その業界の勢いそのものが透けて見えるから面白い。これだけで一日はつぶせる、かもね。
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