↑ まんがタイムきらら2017年3月号
表紙は「棺担ぎのクロ。」。現在絶賛設定のネタバレ中の本編にあわせ、かつての(?)クロのイメージを前面に押し出したカラフルな色合い......ではあるのだけど、微妙に白っぽいというか淡さもあり、それが多分に幻想的なものであることも思わせてくれる、というのは考え過ぎかな。読者プレゼントではこの絵柄の図書カード以外に、描き下ろしの絵皿も。どちらも欲しい。そしてきららバーでは本編で立ち直った「ドロップス」の雫ちゃん。そういやもう18歳だったんだっけ。まだお酒は飲めません。質問にも回答せずに同意しちゃうので意味は無い(笑)。
■ゆゆ式......巻頭カラー。相変わらずたわいもない会話のキャッチボールなんだけど、非常に自然な感じで、すっと読み通せる。作者の構成力がよほど高いのだろうな。新聞の四コマとか任せてもさくさくできそうな。
■三者三葉......テント中。そう、熊はとても怖いのだよ。検索はしないように。しかし色々とリアルな話も端々に出てきて、ちょいと前までの生活を思い出させる表情が色々と。
■きらきらスタディー......前号のもめごとの実情が発覚。まぁよくある事ではあるのだけど、そこからの急展開ぶりがそれらしいというか、強引というか。
■棺担ぎのクロ。......巻中カラー。「青い鳥」のエピソードみたいなものとか、可能性の話とか。夢を思わせる展開で、クロの表情もいつもとは少し違うような。ただ作品のコマの枠はまだ黒いままなんだよね。
■箱入りドロップス......一大問題が解決して元の舞台に。養分を補充しないとゾンビになるのか。そして随分と前向きになった雫ちゃん以外に、別人になったようなあの人。誰だこれ。そして最後の1ページにじわり。確かに前に進んだ。
■おとめサキュバス......魔力増幅アイテムとしての楽器。学校内なら色々とあるけれど......。最後に出てくるアレつながりで、多分カスタネット辺りが次号登場するかも。
■オリーブ!......魔法が色々と浸透してきたことで変わる人達。ちなみに「グリモワ」とはグリモワールの意味で、魔術書のこと。会話の中でさり気に細かい設定やら過去の話とか出てくるけど、今後色々と起きるのかな。
■ふたりでひとりぐらし、......単行本では湯気が取れます(取れません)。お正月のおせち料理はカレー、じゃなくてなんかすごい発想。宇宙食っぽい。しかし複雑な人間関係になりそうだな、これ。
■〆切ごはん......妹さんもお年頃、ということで(?)家出。そこに酔っぱらいがやってきて。それでも賢い妹は何かをつかんだようで。
「ヒトより私はそれが好き!」が最終回、ゲスト作品が6本とかなり多め、次号では「ひなまるすたいる」が最終回。
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