それよりも若者の雇用環境改善が必要では。
— KGN (@KGN_works) 2017年2月19日
あと、70代ともなると「勤労意欲がある」と「勤務できる」はもはや別物と思ったほうが良いです。
:シニア雇用増へ地域で起業支援 厚労省、100の協議会 https://t.co/DSbYtCxu9G
昔の70代と今の70代は元気さが違うので十分働ける人も多いから、そういう方は働いて頂けば良いけどね。
— KGN (@KGN_works) 2017年2月19日
ただし本人に意欲はあれど客観的に見て仕事は困難、という人も少なからずいる世代なので、本人の意欲だけで測っても意味が無い。
労働力不足......っていっても完全失業率がそれなりにある以上、むしろその就労予備軍を先にすくい上げる方が良い気はするのだけど......シニアの雇用増が色々と模索されている。これは多分にシニア層の就労意欲(単純な時間つぶし、社会貢献意欲、金銭的な問題、居心地の良し悪しなど思惑は多種多様)という需要に応える意味合いがあるのだろうけど、思惑があるからといってそれを素直に信じてしまうと、色々と困ったことになるだろうなあ、というのは指摘の通り。
「働きたい」と「働ける」は別物なのだよね。特に自らの認識と心身の実態に大きなギャップが生じてくる高齢者では。自動車の運転が良い例だよね。
医療衛生方面の進歩発展などで、確かに昔と比べれば今の高齢層は、同じ年齢ならばはるかにシャキシャキしているし、心身共に能力は高いレベルのものが期待できる。しかし個人差が生じていることに変わりは無い。意欲はあっても体がついていかない、ギャップが生じている可能性は昔も今も変わらない。
高齢労働者への配慮としては
— KGN (@KGN_works) 2015年2月23日
・素早い判断を求められない環境
・事前説明を十分にして、作業を把握させてから投入
・ミスをしやすいことを踏まえ、高齢者自身に作業量を判断させる
などが求められてるんで、正直言って雇用側にとってのリスクは高いかな。
中堅層を育てなかったのは痛いような...
昔書いたけど、
— KGN (@KGN_works) 2017年2月19日
「素早い判断は求めない」
「事前説明を十二分に行い、『知らない事が目の前に出てきた』を避ける」
「ミスをしやすい」
「本人に作業量を判断させる(=マネジメント側の想定が現場でいきなり狂う事もある)」
があるからね。 https://t.co/QODozzkVZ8
本家サイトの記事【完全失業者の「仕事につけない理由」とは?】でも言及したけど、厚労省では年齢制限を設けた求人や採用は原則禁止している。年齢で一律精査するのが一番容易ではあるのだけど、それはやっちゃイケないってこと。
なので、具体的な身体能力などのチェックが必要になる。健康診断や体力測定などの結果で判断すればよいのだろうけど、求職側にそれを義務付けないと、結局企業側の負担となってしまう。色々と面倒な話ではあるけど、どのような年齢の人でも同じように反応するという認識で雇うと、リスクが体現しやすくなるからね。
地域に若い人が残らない理由は「仕事が無い」なのだから、埋もれた高齢者労働力を発掘して間に合わせるのは、あんまり意味が無いような......
— KGN (@KGN_works) 2017年2月19日
70代なら働けるのはあと10年くらいと見て良いわけで。
また最初にも書いたけど、就労可能性年数などを合わせ考えると、若年層で雇用できる可能性があるのなら、そちらを雇った方が当人のためにも、企業のためにも、そして地域のためにもプラスとなるんだよね。高齢者の容易な雇用は見方を変えると、若年層の席を奪う事でもあり、収穫と種もみの先食いな気もするのだけど。
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