2016 General Election Editorial Endorsements by Major Newspapers https://t.co/g0XzTJX7pw 米大統領選に際するエンドースメント(特定候補への支持表明)の詳細精査。USCB調査。 pic.twitter.com/mLNvlCp74h
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年2月2日
先の米大統領選ではほとんどのメディアが強固な反トランプ氏・親クリントン氏の表明をして、図らずしも同国のメディアの実情などをさらけ出した...というか現在もなお進行中ではあるのだけど。その大統領選時のメディアのエンドースメント(特定候補への支持表明)に関して、いくつかの報道で「ほとんどクリントン氏」的なものはあったのだけど、具体的なリストが見つからず難儀していた。
で、先日ようやくその鍵となるものの資料の一つを確認できた。USCB(カリフォルニア大学のサンタバーバラ校)が1999年から始めているインターネット上の非営利かつ非政党寄りなプロジェクトThe American Presidency Project (APP)として展開しているサイトがそれ。
まぁ、ほとんどがクリントン氏支持、あるいはトランプ氏非支持で、あとは「無し」とか「エンドースメントはしない」的な声明。トランプ氏支持はリストの限りでは2紙のみ。上位100紙のリストなので、それ以下の新聞ではまだ支持があるかもしれないけど、ほとんど圧倒的。
ただ同時に書かれている部数(Circulation)を見ると、日本とは大きく違うなあという感はある。100万部超えは3紙のみだからねえ。あと、テレビやラジオに関してもデータは無い。......というかテレビはエンドースメントに関してはあまり関係ないのかも。
同サイトにはほかにも多種多様な、米大統領に絡んだデータが逐次更新されている。同時に過去のデータも多数存在し、比較対象も容易。折を見て精査する、あるいは何かあった時のデータチェック用サイトとしてはうってつけだろうな。
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