日本小児科医会、ほんとに大丈夫か。全国学力・学習状況調査の結果から、用量反応関係が読み取れるとは思えないし、小さくてよく見えないけど、グラフの作り方もひどそう。 / "スマホ警告ポスター:「使うほど学力下がります」日医作製 - ..." https://t.co/hFvNLbMHau
— afcp (@afcp_01) 2017年2月15日
@afcp_01 @mainichi
— simbelmynë (@simbelmyn) 2017年2月15日
酷いですよねそのポスター。同時にこんなのも作ってます。
言いたいことは解るけど、団塊世代のノスタルジーが鼻について恐怖すら感じました。単に新しい技術が嫌いなだけなんじゃなかろうかと。
その会、僕もうすぐ加入予定なんですけどねw pic.twitter.com/buVIMjGHot
この物騒なポスターPDFは日本小児科医会「一般の皆様へ」 https://t.co/7o978LoIWk の「スマホと子どもに関する提言ポスター ※2016年12月制作」にあります https://t.co/EvXEnVxSOd
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) 2017年2月16日
「スマホを使うほど、学力が下がります」出典は平成26年度 https://t.co/IFy0vBi6Ek の「ポイント」。不思議なことに27年度はクロス集計がなく,28年度はスマホがない。このあたりの事情どなたかお教えください https://t.co/WyeTnQI34G
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) 2017年2月16日
なんかちょいと前に物議をかもした「朝食を採ると頭が良くなる」的な、相関関係と因果関係をごちゃごちゃにしたごり押し論理の雰囲気があるけど。そんな話がポスターとして作られたという話......ってええ、日本医師会も関わってるのか。
スマホを使っている時間は多分に遊びで、勉強には関わっていない。となると、その分勉強時間は少なくなるのだから、学力低下傾向が生じることは理解できる。しかしそれならば、テレビでもゲームでも漫画でもスポーツでも昼寝でもお手伝いでも同じこと。
......というか以前の「ゲームしないデーを作ろう」的なものと似た、報道の解釈の違いかなと思ってポスター確認したら、解釈云々以前の問題だった。これ、昔の固定概念にとらわれた老が、もとい「時代の流れによる環境変化に対応できない適応不全症候群」がはびこっている感は強い。
@h_okumura @tanarin_h この調査結果は例の「朝食を食べると頭が良くなる」程度の、相関関係と因果関係を取り違えたものでしかないと思います。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年2月16日
@h_okumura @tanarin_h ちなみに平成28年度全国学力・学習状況調査を基にした、平日の携帯ネット平均時間と学力との相関関係はこんな感じです https://t.co/yt7sC24UfV pic.twitter.com/LmOp0Mr3IZ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年2月16日
で、この辺りの相関関係云々ってのは以前記事にした記憶があったので、色々と呈した次第。確かに携帯電話の利用時間と学力との間には相関関係があるけど、因果関係を証明するものでは無い。携帯電話の利用時間は明確に仕切り分け出来るから、この類の結果が出るまでの話。第一、全く利用していない≒持っていないよりも、30分未満の利用者の方が学力が高いってのが説明ができなくなる。
学会を自称する集団が、こんな体たらくな話を呈して良いのだろうか、という気がしてならない。素直に「勉強しましょう」でいいのでは? 悪者を差し出して石をぶつけるってのは、容易な方法で注目も集めやすいのだろうけど。
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