アプリの再開ってスイッチ一つでできるような言い方されがちですけど、再開するまでに運用にかかわるかなりの人数をもう一回異動させなきゃいけないし、版権物であれば版元との契約もういっぺん結び直したり、素材の引き上げが終わってたら再度そこも準備して...とかかなりの費用と時間要るからなあ。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
それでブームが短期で終息したら目も当てられない。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
今件は単に「けものフレンズ」のアプリに限らず、インフラ回りも合わせた世の中のサービス全般に言えること。生活を取り巻くすべての仕組みは、相応に人が関わり運用をしているし、さらに権利がからんでくればその権利周りの契約もし直す、見直す必要が生じてくる。ゲームやSFのようにスイッチ一つですぐにかつての状況がすべて再現され、稼働し続けるわけじゃない。空き家に引っ越して、翌日からこれまでとまったく同じ生活ができるはずもないってのと同じ。ましてやガスや水道なども通っていなかったら? 的な。
サービスを終了させるのもさくっとスイッチ切るように終わらせると思われがちだけども、各方面への契約やらお金やらの握りだとか、段階的シュリンク計画の策定と実施だとか、結構気力体力を要する仕事なんですよー。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
現場のメンバーの気力の糸は切れそうになるし、雰囲気は悪くなりがちだし、なによりその状態まで残ってくれているユーザさんに申し訳なさすぎて気持ちが折れる。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
閉める為に産まれるサービスなんて、殆どないんですからね。(希にそういうのあるけど)
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
アプリなどのサービスに限っても、終わりが確定した後の「中の人」のあれこれは非常に大変。野球でも敗戦処理投手なんて言葉があるけど、それよりもさらに大変。それこそある日突然運営会社が夜逃げして、すべてが放り出されたってのなら話は別だけど。
にしても、こういう突発的ブームに対して「フットワーク軽く出来る何か」みたいなのはちょっと考えてみたいな。面白そうではある。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
テンプレートだけ用意しておいて、ブームのキャラのデータをぶち込むだけで「それっぽいゲーム」が出来るシステム(°ω°) #悪魔のささやきhttps://t.co/8vhbBo4lD6
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年2月16日
@Fuwarin 無料&PR目的、もしくは買い切りでピンポイントでユーザーさんのIP欲だけ満たしてあげるのであればそれもありですねー。性格上短命にはなると思うので、フリーミアム&LTV回収に振りすぎるとダメだと思います。
— Kawai (@yrik) 2017年2月16日
一方で、昨今ではネットによる情報の集約、相乗効果による需要の加速化、突発化が生じやすくなっているのも事実ではある(対象の持つエネルギーが短時間に消費されるプロセスが構築されたって表現はありかも)。なので、既存の仕組みでは対応しきれない突風的に生じるブームに対し、何らかの対応、需要に対応できる供給を作れる仕組み、システムがあると嬉しいってのは確かにある。
ファンの需要をそのまま受け止めるのは困難だとしても、それを少しずらして望みを充足させるってのなら、テンプレ化は可能かも。設定原画集とかファンディスクとか、そんな感じ。あるいは「けものフレンズ」における、ガイドブックにブルーレイディスクがついてくるってのも、その様式なのかなと思ったりもする。
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