SNSで話題の名古屋造形大学大学院の浅野博善さんが制作したプロジェクションマッピングと魚眼レンズを駆使した海岸での波映像を体感して来ました。せっかくなので、9歳児と3歳児を連れて行きましたが、テンションマックスでした!笑。濡れずに波と戯れる体感は不思議だろうな笑。 pic.twitter.com/ztYlIzbSRL
— HASHIMOTO Masayoshi (@hasshi_masa) 2017年2月19日
先日も紹介したかな? 昨今ではVR/ARの話が続々出てきてちょいと熱が醒めてしまったような雰囲気もあるど、プロジェクションマッピング(映像貼り付け的な投影)も人の疑似体験ツールとしては非常に面白い手法の一つ。いや、これも解釈次第ではARでありVRではあるのだけど。
で、今件はプロジェクションマッピングと魚眼レンズを合わせ利用して、海岸に打ち寄せる波を普通の壁と床に再現したものを、子供に披露したというもの。技術的な仕組みは理解しがたいだろうから、より純粋に「それっぽい状況」を疑似体験できるという点では、楽しみ度合いも大人の何倍にも及んでいるだろう。これに限らず、ARやVRも、予備知識のない子供に体験させるのが、一番その実力が分かる試験紙となるのかもしれない(無論年齢制限の問題はあるけど)。
「予備知識のない子供」の観点で考えると、例えば今件素材を海を見たことがない人、体験したことがない人に遊ばせてみたらどうなるのかな、とも思ったりする。水が目の前に広がっていて、それが音を立てて足元にやってきては引いていくという状況は理解できるだろうけど、なんでこんなことが起きるのかと唖然としてしまうのかもしれない。
また見方を変えて、海や波を知っているけど、色々な理由で体験できない人に披露するのもありだろうな、という気はする。北海道の雪を都心部に持ってきて展示するようなもの。例えば山間部の学校とか、病院とか。色々と面白いことができそうだ。
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