ごっこ遊びの道具がバナナから板チョコになる時代

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技術の進歩スピードが加速しているため、従来ならば世代間でないと生じなかった技術的ギャップが、数年レベルで生じてしまっているってのは、何度となく言及している通り。その一端を改めて認識したのがこの話。

電話の受話器を模したアイテムを使って電話...というか通話ごっこをする際に、かつては固定電話の受話器っぽいバナナとかでやるはずのものが、板チョコのパッケージ(箱だろうな)でやっていたのを見て、はっとさせられたとのこと。まぁ考えてみれば、ダンベルのような形をしているとも表現できる受話器を知らず、通話ができる電話といえばスマホって認識の人が多分にいてもおかしくはない。公衆電話は相変わらずバナナだけど、数も少なくなっているし、ね。

最近ではスマホやタブレット型端末を子供のあやし道具として使う事例も増えている。電話とは板型だとの認識が、今後は多数派になっていくのだろう。


この発想、指摘もなるほど感。バナナ型の受話器は耳に当てるものだけど、スマホとなるとぱっと見ではむしろほっぺたに当てているように見える。スマホの端の部分にスピーカーがあり、そこに耳を当てているとの仕組みが分からないと「大人はスマホをほっぺにぺたりとつけている」と理解してしまう。

色々と興味深い指摘には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月21日 06:56に書いた記事です。

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