誤字脱字をしたツイートほどリツイートされやすい法則

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これは非常によくあるあるあるあるある的なお話で、ツイッター上での書き込みにあたるツイートにおいて、ツイートした後にTypo(タイプミス)や誤字脱字に気が付いたのだけど、それがもりもりリツイートされてしまって頭を抱える(自分のミスが多数にお披露目されてしまうから)ことになったり、多数のリツイート報告を受けてはじめて誤字に気がついてしまう。

Facebookやブログなら間違いに気が付いたら編集をすればよいのだけど、ツイッターではそれが出来ない。ツイッター社では一時期ツイートの編集機能実装を模索していたようだけど、プラマイを考えたらマイナスのほうが多いと考えたのか、いまだに実現していない。個人的にはツイートしてから5分以内などの短時間なら編集可能で、しかも編集済みマークがつく、なんていう仕様にすればよいと思うのだけど......まぁ、処理は重たくなるのは必至。

で、確かにこんな現象は身に覚えがある。なんでだろうと考えてみた。

一つは、Typoしたものはぱっと見で目立ちやすく、その分注目を集めやすい。一部間違った、あるいは明らかに違和感のある部分を持つ看板は目立ちやすいってやつだ。元々広告的にやったわけではないのだけど、マーケティング手法として考えれば、目に留まりやすいのならばリツイートされやすいってのも道理は通る。また、そのTypo自身もネタ的に扱われている可能性もある。

そしてもう一つは生存者バイアス。Typo確率は元々一定で、普通のツイートにもTypoは相応に存在している。そしてもちろん多数のリツイートをされるツイートの中にも。ところがツイートした本人にとっても、印象深いものは沢山リツイートされたものだから、そればかり目に留まってしまう......という次第。

この辺りの話は統計を取るわけにもいかないので、確定的な判断はできないのだけど、分析をすると面白いかもしれないね。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月22日 07:09に書いた記事です。

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