別の職場で若干趣味の話しやすくなったけど、その時ほかの「無趣味そうな女」がそれぞれ同人作家、レイヤー、ギャルっぽい人はクルマいじり、釣り、バンドやってる、競馬(予想が濃すぎて引くレベルの)と濃い趣味の嵐だとわかった。女の無趣味は本当にあやしい
— きづきあきら (@kidukira) 2017年2月23日
本当に無趣味の人って自分に趣味がない事に無自覚なので、逆に趣味として「ネイル」とか「買い物」「旅行」「カラオケ」ってサクッと答えられちゃうイメージがある。イメージねイメージ
— きづきあきら (@kidukira) 2017年2月23日
そういやテレビやマンガに出てくるお見合いのシーンって、趣味を聞かれると大抵は「読書」とか「音楽鑑賞」とか当たり障りのないものが口から出てくるけど、あれってタクシーや床屋での会話と同じで、あまり親しくない人と会話のキャッチボールをする際に投げるボールとしては適切なんだなあという感を、今件から覚えた次第。さすがに趣味趣向で床屋談義のように天気のことを語るわけにはいかないけれど。
この類の話で本当に相手の趣味を奥底まで知りたいってケースはほとんどない。あくまでもネタの一つに過ぎず、そこで深みにまで追求されても逆に困る、反応できない。だから「趣味は読書、音楽鑑賞、映画鑑賞」とか「インターネット」「ソーシャルメディア」といった、相手が知ってそうなネタでぼかしてしまうのが無難だと考える。まぁ、これが空気を読むということなのかもしれない。
趣味が濃すぎてくると、説明が面倒な上にそんな話してもそこまで求めてない相手が引くのわかってて、しかも適当な趣味が思いつかないせいで結果無趣味を装う事が多い。のに、無趣味のイメージもないから、ただ寝てるとかテレビ見てるって嘘になりがち。この答えが出た時は疑ってもいいとさえ思ってる
— きづきあきら (@kidukira) 2017年2月23日
昔の職場でも「休みの日は同人誌作ってるか売ってる。今日もってか今も休み時間用のネームノート持ってる」なんて言えるわけないから「ただゴロゴロして気づいたら1日終わる女」という設定で通した。「暇なのにテレビ見る時間もないの?」って不自然さの帳尻合わせが「寝てた」なんだよ〜
— きづきあきら (@kidukira) 2017年2月23日
結局はそういうこと。まぁ、本当に何もせず、ぼーっとしていたり、ただただ寝ているって時間も必要ではあるので、これが本当の回答の場合もあるのだけど。たまにそのような対応をするとツッコミを入れてきて「なんかやるべきだよ」とか「変だよね」とか「ほかにすること無いの」という人も居る。
「休日何してるの?」って聞いたときに「何もしてない」って返されるの、相手が無趣味なんじゃなくて「趣味の共有ができるほどお前を信用してない」って意味だと気づくのに4年かかった。
— さい (@saiculture) 2015年6月20日
で、そういうツッコミがある場合は、これが想起されるのだな。本当は休日の過ごし方は詳しいあれこれがあるのだけど、それを語るには及ばない。「趣味の共有ができるほどお前を信用してない」ってのは少々キツい表現かもしれないけど、休日の、しかもプライベートな行動性向は、まさに自分の内なるものの話であり、気軽に他人に話せるような類のものじゃない。それは例えば自分の手帳の中身を他人に見せる事が出来るか否かってこと。あるいはスマホの中身でもいいかな。
まぁ「休日何してるの?」と聞くのは別にかまわないけど、そっけない回答だったとしても、そこから突っ込むのは止めておいた方が大人というもの。その回答にさまざまな意味が含まれている場合もあるからだ。例えば「本当のことは話せないから聞かないで」とかね。
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