ヤマトの件で思ったのは、荷物を運んでもらう側の僕たちの方も、安易に「再配達があるから」と指定時間なのに不在にすることをやめるとか、できることがあるのかもな、って。
— S (@satotakes) 2017年2月23日
具体的な引用は避けるけれど、アマゾンの配送の多分を引き受けるクロネコヤマトのヤマト運輸が、もうオーバーキャパシティでやってられないから、今後引き受け量をどうするか考えるよ的な話があった。ネット通販の利用率、利用頻度は今後もますます増加するし、サービスの拡大に伴い配送件数は増加していくのは間違いないから、ギブアップする前にどうにかしなきゃという問題提起をするのは非常に正しいお話ではある。
先日【アマゾンの「配送状況の確認」でちょいとびっくりしたこと】で挙げた、配送時間の変更の件も、実はこれと関連があって。自分の時間を拘束されるのはちょっと辛いってのもあったけど、同時に「確実に一発で受け取って、再配達をすることが無いように」との思惑も。いやむしろその方が大きいかな。自分の手間を一手かけて、再配達を避けられるのならば、その方が良い。
送り手側の事情で時間指定がされていないってのは結構ある。ただ、ヤマト運輸側から宅配便お届けのメールが届くような手続きをしていれば、そのメールを受け取った時点で自分の望む時間帯への指定が可能になる。平日到着の予定だけど日中は職場にいるから......って人は夜間帰宅後に対応できるように時間を変更すればよい。あるいは一番近い休日にまでシフトできるのなら、それでも良いわけだ。
「無料」にするためのコストは、必ず誰かが代わりに負担している。本当の無料は存在しない。
— S (@satotakes) 2017年2月23日
配送料が良い例だけど、無料にも関わらず人が動いていたり物品や情報が取得できる場合、空から降ってきたわけでは無く、必ず誰かが代わりに負担していることになる。それが直接な対価であるか、時間や手間といったリソースという形に変わっているかは別として。本当に無料というものは、実のところ存在しない。
「自分は生きているんじゃなくて、生かされているんだ」的な話にまでたどり着くと哲学っぽくなってしまうけど。そこまで行く必要はないにせよ、自分が享受しているあれこれは、必ず他の人の手が関わっているってことは認識した方が良いのだろうね。
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