吉野家『春の300円まつり!』実施のお知らせ https://t.co/kkWkA3fcGQ @PRTIMES_JPさんから pic.twitter.com/1ivWUGXkKI
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年3月23日
■第一弾(3月31日・4月1日)牛丼並盛
■第二弾(4月7日・8日) 豚丼並盛
■第三弾(4月14日・15日) 辛子明太子定食
■第四弾(4月21日・22日) 牛丼並盛
をそれぞれ300円で販売いたします。
飲食店やコンビニのように、日常生活で高頻度にて使う可能性がある店舗では、春先に大きなキャンペーンを実施する事が多い。そのキャンペーンで引っ越してきたばかりの人達にアピールをして足を運んで店に馴染みを持ってもらい、新規の常連客にしてもらうためだ。
牛丼チェーン店ではこの類のキャンペーンは松屋がよく行っている。定食1コインセールがいい例ね。それだけに、今回吉野家が丼もので行うってのは正直驚いた。過去をさかのぼればあるいはあったかもしれないけど、ここまで長期(約一か月)に渡り実施するってのはあまり記憶にない。震災前の「牛丼のチキンレース」と呼ばれた牛丼価格の値引きキャンペーンでも吉野家は及び腰だったのに。
月次の牛丼チェーン店の営業報告分析でも言及しているけど、御三家の中では現時点で吉野家が一番苦心している。単価を挙げて客減りの分を補おうとする戦略において、吉野家だけが調整に難儀しているからだ。客単価の上昇に対して客数が減り過ぎて、売上が低迷しちゃってるのだな。昨年後半から矢継ぎ早に、以前の吉野家では無かったようなスタイルのイベントを行っているのも、多分にその焦りがあるのだと思う。
さて今回の試みは上手くいくのか否か。値引きで客寄せは気を付けないと一過性のみの効果しか得られないからなあ。。。
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