家計調査における総世帯の世帯主年齢65歳以上の職種属性(2016年) 単身、二人以上世帯双方合わせて。 pic.twitter.com/M5QY4KSDjd
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年3月2日
こちらも先ほど本家サイトに掲載した【中食系食品などの購入動向推移をグラフ化してみる(家計調査報告(家計収支編))(2017年)(最新)】などで用いている家計調査からのネタ話。家計調査に限らずだけど、この類の大規模公的調査は往々にして各種ウェイトバックをかけているので、実質的に全国のさまざまな実情がほぼ反映されている形となる。直接それを目標として行った調査では無いのだけど、付随している補足データを見ると、色々と面白い動きを取得することができる。今件もその一つ。
総世帯、だから単身世帯と二人以上世帯を合わせた全部の種類世帯における、世帯主が65歳以上の世帯でのその世帯主の職種属性。要は高齢者が世帯主の世帯では、どれほどの人がどんな職種で働いているのか、働いていないのか。
老若男女を全部合わせているので、3/4は無職となる。まぁ大部分は年金生活者。残りの1/4は何らかの形で働いているけど、個人営業周りと思われる商人や職人がもっとも多く1割。次いでガードマンなどの常用労務作業者、民間職員が続く。農家や漁業についている人は1%、自由業者や個人経営者も1%前後と結構少なめ。
この辺りは機会があればもう少し詳しく精査したいところではあるけど、だったら専用の別調査で調べた方がよいのかもなあ、と思ったりもする。ただ、家計調査は継続調査なので、経年変化が取得できるのは強いところなんだよね。
コメントする