カップヌードルの新作は8ビット級!?

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今回発売する「カップヌードル ナイス」は、レタス約4個分相当*1 の食物繊維をたっぷりと練り込んだ新開発のノンフライ麺を採用し、通常のカップヌードルよりもこってりなのに、「脂質50%OFF」「糖質40%OFF」、さらに「カロリー178kcal」を実現した、全く新しいカップヌードルです。カップヌードルならではのオリジナルしょうゆスープをコク深い味わいに仕上げた「濃厚! ポークしょうゆ」と、シーフードヌードルならではの魚介の味わいをよりクリーミーに仕上げた「濃厚! クリーミーシーフード」の2種類をラインアップ

ノーマルなインスタント系食品は飽和状態にあるためか、最近奇抜なひねりの新商品が増えてきた感はあるのだけど。今件もそんな感じの日清食品の新スタイルなカップヌードル。元々スープヌードルってのはあるのだけど、それとは別の方向性でヘルシーで栄養素関連を気にしている人にもバッチグーなスペックとなっている。

...のだけど。どうしてそのドット絵風のデザインなんだ。一応説明には「8ビット調」のこのドット絵に関して「1980年代に一世を風靡したテレビゲーム画面のようなドット調のデザイン」とあり、要はカップヌードルで育ってきた世代に受けやすいようにとか、シンプルなスペックだけど味わい深いってのをイメージとして訴えかけたいのか。色々と想像はできるのだけど。味云々とは別に、1セット残しておきたい感はある。4月10日発売。

ラーメンを食べた後のスープに "ご飯をぶっこむ" 食べ方は、炭水化物を食べた後にさらに炭水化物を食べてしまうという背徳感にさいなまれながらも、ついついやってしまう格別なおいしさがあります。今回発売する「ぶっこみ飯」は、その "罪深き、うまさ" を日清食品が真面目に作り込んだ商品です

要は鍋料理の締めとして作る猫まんま的なものをカップで提供しようという大胆不敵な発想。以前にも似たようなコンセプトの商品はあった気がするけど、この商品名とパッケージデザインには恐れ入る。

...ああ、そうか。「カップヌードル ナイス」と「ぶっこみ飯」って、食べる人の方向性がまったく正反対だから、同じタイミングで発表して相乗効果を狙ったんだな。いや、まったくそんな意図はないのかもしれないけど、そう考えると色々と納得はいく。こちらは発売が4月17日。背徳感を覚えるけど、一度は食してみたい一品ではある。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2017年3月14日 06:42に書いた記事です。

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