漫画家がよく言う「読者の皆さんの感想や反響が創作の原動力です!」みたいなセリフ
— 馬場康誌@ゴロセウム4巻発売中 (@88yasushi) 2017年3月18日
綺麗事じゃなくて切実な本音だよ
売れない漫画家は原稿描きながら常に「こんなもん誰が読んでんだ...」っていう虚無感に苛まれてるからね
誰が使うか分からない謎の民芸品を黙々と作り続けて気が狂いそうな感覚
クリエイター系の職種だと特にその傾向が強いのだけど、自分の作った創生物が消費者サイドに渡った時に、どのような反応を示すのか、それが自分の成した事を実感できる物差しの一つとなる。無論、原稿料や賃金や印税、作業単価といったものは直接数字化できる指標だし、冊子完売とか重版とかも分かりやすいけれど。一人一人の生の声、というか躍動感を覚えさせる、ひとの想いが伝わるリアクションってのは、数字とはまた別の方向からやる気ゲージをけん引させてくれる。
リアクションが無いと謎の民芸品を黙々と作り続けていく云々ってのは非常に言い得て妙な感じ。ツイッターなら絵を挙げたけどリツイートもいいねも無いしリプライも無かった時のような、そんな心境。まぁ、認証欲求という言い回しを使うとエラく汚れてしまう感はあるのだけど、社会の中で自分は確実に存在していて、周囲に影響を与えている、存在として認識されているとの思いを抱くことで、自分の生を体感できるのだな。自分は無人島に独りきりで生きているんじゃないってね。人間は多分に社会性を持つ生物だから。
ひふみん、激しく同意。。。
— ひふみん@3・21フジテレビお肉特番出演 (@hifumikato) 2017年3月19日
テレビ出演や書籍出版は、皆様からの御感想や反響を頂戴して初めて完結する感覚です。
そして何より、今後への揺るぎない原動力になります。 https://t.co/tPNAZZRWJ8
ぶっちやけるとやる気とか原動力ってのは数字化できない。原稿料の単価が2割増しになったとか、重版がかかって印税が増えたとか、そういうものと比べると瞬発力は弱いかもしれない。でもその分、自分の奥底にまでじわりと浸透し、確実に力となっていく。自分は自分だけじゃないと理解把握できるのだよね。
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