日本人の健康寿命が伸びたのは伝統的な和食のおかげというより、第二次大戦後は社会インフラの充実と平和な社会の実現によって衛生面が改善して動乱や内戦では人が死ななくなったこともある。交通事故もかなり減ってきた。そうした背景抜きに食事だけで人は健康で長生きできるようにはならない。
— Bernardo Domorno (@Dominique_Domon) 2017年3月19日
これは、当然の極みで、伝統的な和食だけで長生きできるなら、戦前も長生きだったはずだよ。ちなみに、和食が今の形になったのは、冷凍庫・冷蔵庫が普及した戦後です。食中毒も減って、良い時代になった。
— buvery (@buvery) 2017年3月19日
タイトルの表現がすごく難しいのだけど、戦後において日本人の平均寿命、健康寿命が伸びたのは伝統的な和食のおかげだけというわけではなく、社会インフラの整備や健康医療面の技術の進歩と環境整備、さらには社会全体の治安の維持改善ってのがある。食生活はもちろん健康維持、そして寿命を伸ばす一因になるけれど、それだけで寿命が伸びるわけでは無い。
指摘されている通り、本当に和食だけで健康寿命がもりもり伸びるのならば、戦前の寿命は今ぐらいに長かったはず。そうではないのは食生活の面である程度優れている部分があったとしても、それ以上に寿命を縮める、さらにはぶった切る要素が多々あったから。食中毒とかも結構あったよね、戦後に至っても。
というか、内陸部でまともな刺身が食べられるようになったのって、1980年代に入ってからじゃあ......
— KGN (@KGN_works) 2017年3月19日
@KGN_works 80年代でもお刺身で食べられるものは限られてましたねえ。当時のお刺身はマグロとハマチとイカが多かったです。青魚はまだまだ少なかったような。うちの母がなま物に神経質だったのでそれしか食べさせてもらえなかった可能性はありますが
— あんどーなつ (@tolucky774) 2017年3月19日
内陸部だと〆鯖位だったと記憶してます。うちも両親が買わなかっただけの可能性はありますけど。RT @tolucky774 80年代でもお刺身で食べられるものは限られてましたねえ。当時のお刺身はマグロとハマチとイカが多かったです。青魚はまだまだ少なかったような
— KGN (@KGN_works) 2017年3月19日
「伝統的」和食っていつの時代のもののことを言いたいのでしょうか?て人たまにいらっしゃいますね。
— KGN (@KGN_works) 2017年3月19日
穀物からのカロリー摂取が80%を超えてたこともしばしば、という時代が続いたんですが。
冷蔵庫の普及率もどこかにデータがあったし、本家サイトで記事にした記憶もあるのだけど......と思い返して。消費動向調査にはデータがあるはずなので、今度精査の対象に加えよう。宿題。冷蔵庫はあるのが当たり前過ぎて、普及率動向まで気にならなかったわ。
冷蔵庫が普及し始めたとしても、自分で生鮮食品を運ぶわけにはいかないから、流通網における食品管理の体制が整っている必要がある。今ではコンビニでも普通にお刺身が並ぶようになっているけど、数年前には「コンビニで刺身!? マジかよ」的な感じでニュースになったほどだからね。
で、指摘されている通り、和食を語る際のその中身って重要だよね、的な感はある。和食のおかげで健康寿命がもりもり伸びているという話には、その和食の中身ってなんだろう、と。雑穀に味噌汁にたくわん、青菜ぐらい?
まぁ、確かにごてごての油系の食品がずらりと並ぶよりは、シンプルで野菜や穀物系が多い日本食の方が健康そうに見えるけど。あ、以前も記述した記憶があるけど、そもそも「和食」と「日本食」の違いも考えなきゃならないな。例えばカレーライスとか、ね。
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