総合スーパー内にコンビニのサービス機能を展開するという方法

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ユニーでは、総合スーパーのさらなる利便性向上を目的に、2013年からコンビニエンスストアでニーズの高いサービス機能に特化したコーナー「サークルKサービススポット」を導入し、現在10店で展開しております。このたび、2016年9月の経営統合による、総合スーパーとコンビニエンスストアのシナジーの一環として、「ファミリーマートサービススポット」にブランド転換し、サービス機能を強化いたします。


「ファミリーマートサービススポット」では、ファミリーマートのPOSレジやマルチコピー機、マルチメディア端末「Famiポート」を設置し、宅配便の取次や公共料金などの各種支払、チケットやプリペイド、スポーツ振興くじtotoの購入など、ファミリーマート店舗と同様のサービスを提供いたします(一部サービスを除く)。特に、インターネットオークションの商品発送に便利な「はこBOON」やAmazonなどインターネットサイトで購入した商品の受取サービスが強化されます。


コンビニはデパートの機能を思いっきり集約圧縮し、さらに銀行や郵便局の機能などまで一部連動させている何でも屋さん的な存在。その便宜性をユニット化し、他の店舗にも...という発想が今回のお話。もっともユニーでは以前からサークルKのサービス機能をサービスセンター的に総合スーパー(デパート)へ配しており、それが合併によってブランドのシフトを行っただけではある。

グループレベルで考えればどこが売り上げをあげようと結局同じになるから良いとして、セクション単位では総合スーパーの売上ではなくファミマの売上になるのかなという疑問はある。地代みたいなものは払っているのだろうけど。ただ、スーパー側でも自分の建物内の便宜性が高まり、集客力もアップするので、自前で似たようなサービスを創生提供するよりは楽で良い。

この発想は駅構内の売店をコンビニに置換するのと同じ。今件は同一グループ内での貸し借りなので、もっと効率は良い。ある程度面積を持つ総合スーパーでは、今後このような仕組みを導入するところが増えてくるのではないかな。

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このページは、不破雷蔵が2017年3月23日 07:06に書いた記事です。

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