プラセボ製薬 プラセプラス200 アルミ袋包装 200粒 https://t.co/2Uk9AzPtse 「介護用途などにご利用いただける、ほのかな甘みのプラセボ・タブレット」「プラセボとは「偽薬・似せ薬・気休め薬」のことであり、本品はくすりのかたちに似せた食品」 pic.twitter.com/NBEdAqENdW
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年3月25日
本物の薬と、薬に見せかけた錠剤(中身はビタミン剤などで病症には影響のないもの)をすり替えて被験者に服用させると、本人は薬を飲んでいるかのように認識するので、なぜか単なるビタミン剤を飲んでいるのにも関わらず、本当の薬を服用したかのような効果が出てしまう......俗にいう偽薬効果とかプラセボと呼ばれるもの。試験中の薬の効果を確かめる時に偽薬を服用するケースと比較して、本当に効果が出ているのか否かを確かめたり、逆に人体上の元々の治癒力に期待するべきで薬剤で無理やり治すのは好ましくないけど被験者が薬を望んでいる時に使うとか、色々と使うケースはある。まぁ、病は気からともいいますし、的な。
で、このプラセボ、偽薬なんだけど、当方はてっきりお医者さんだけが管理できるお薬とか、あるいは逆に偽薬の類は演出みたいなもので、市販されているタブレット型のラムネを使っているのかなと思っていた。先日Facebookで紹介されていた、この偽薬のセットを見て驚いた。個人で調達できるんだ......。
直接リンクは避けるけど、この類の偽薬は、高齢者にありがちな過度の治療薬の請求で薬漬けになってしまうのを避ける、介護的なツールとして使われることも多々あるそうな。何度か触れてもいるけど、高齢者の「薬万能論」的なところは否定しようもなく、自分の身体の衰えやトラブルを「薬さえ飲んでいれば大丈夫」と認識し、それがさらに過度化して「薬を飲めば飲むほど元気になれる、体が若返る」的に感じてしまうのだろう。RPGなら単なる状態回復の毒消し役のはずが、いつの間にか体力回復役、さらには減少しつつあるHPの上限を増やす効果すらあるように思ってしまう。
で、そのような状況に陥った時の対応策的なところもあるのだろうな。無論、正しい診療の上で処方された薬ならば服用しなきゃならないのだけど。
自分は色々と薬周りの話では理解納得しているので自身のために使うことは無い......というか偽薬と知った上で自分で服用する事はないのだけど、一応このようなものが実在するってことは覚えておいた方がいいのかもしれない。
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