報道の自由度ランク、日本は72位 G7最下位に(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://t.co/jIT2Hcnamg @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年4月26日
昨年あたりから色々とツッコミを入れるに足る情報が手に入ったのでフルスロットルでツッコミをしている国際NGOの国境なき記者団の「報道の自由度ランキング」。大よそこのタイミングで出てくるかなあと待っていたら先日出たとの話。結果としては元記事にある通り、日本は低いね、的な。
で、この辺りのコメントからも分かる通り、「私達は怒っています」的な界隈に連なるところの内輪ネタを披露しているのと何ら変わりは無いってのが分かる。誰が選者なのか、具体的に公開してくれれば、今件指標の正当性をアピールできるかと思うのだけど、それは無いのだよね。
そして国境なき記者団の方の「報道の自由度ランキング」は実のところ、海外ではさほどネタにはなっていない。以前も言及したけど、報道そのものの信ぴょう性、信頼性が落ちているってのが主要因であるし、この指標そのものの意味を理解しているのだろう。でも日本で大きく取り上げられるのはご存知の通り。なんでだろうなあと考えてみると、体制叩きによい材料となることと、選者やその関係者が自分の意見を用いたことを隠しながら体制批判ができるツールとして使えるからなのだろう。
自称か実力かは別として、専門家が思想を持つのは自由ではあるけど、その思想に影響されて自分の専門分野で嘘をついたり誤魔化しをしたり、意思決定をするようになったら、もう専門家としてはおしまいなんだよね。それは専門家の肩書を悪用した、ただの害悪でしかない。「報道の自由度ランキング」はその害悪のツールとして使われてしまっている。恐らく今日以降、この最新の値をもとに、各報道やジャーナリストを称する方々が色々とお騒ぎになることだろう。これは毎年のパターン。
国際NGOフリーダム・ハウスが毎年発表している、信ぴょう性のはるかに高い「報道の自由度(Freedom of the Press)」のランキングに関する記事は春先にまとめてあります。カテゴリ一覧からご覧ください https://t.co/sIgl0u26wI
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年4月26日
で、「色々とツッコミを入れるに足る情報」ってのが、こちらの国際NGOフリーダム・ハウスによる「報道の自由度(Freedom of the Press)」。これはまだ今年分は発表されていない。恐らくはゴールデンウィーク中には出てくるのではないかな。発表され次第、優先順位を上げて記事にしたいと考えている。
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