誰も彼も「自分が金を払わなくても誰かが労働者を自分に都合よく訓練したうえで安い給料で提供してくれる」ことばかり求めているから世の中が悪くなるラジ。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年4月11日
大卒なんだからこれもできなくちゃダメあれもできて当たり前,大学はいったい何をやってるんだ,と言いながら払う給料は手取り16万とかだったりするんだから。
— PsycheRadio (@marxindo) 2017年4月11日
なんかさあ、日本の労働環境が世界的にもう魅力的じゃないってのがわかってないのがこの国の上の方にはいっぱいいるよなあ。経団連でこの感覚だとマジヤバイ
— 銀髪推進派(未監査) (@alpaka) 2017年4月11日
経団連会長、人手不足への対応「日系人に日本で働いてもらう」 :日本経済新聞 https://t.co/VCZk4G8KJy
ホントこれ。給料上げれば人集まるのに、それをしないで安いコストの人手を確保しようっていう経団連の主張は「外国人奴隷をよこせ」とほぼ同義だってことを、本人たちだけが理解してないという___ https://t.co/KrBFKKTrV5
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年4月11日
先日日銀側から「失業率は改善されてきたけど賃金上がってないよね」という、これまでの日銀としては目を疑うような言及がなされたり、人口推移の推計が出た後で経団連が「だから労働移民を」という前世紀の概念をそのまま引きずったポンコツぶりの提言をドヤ顔で語り、ああこれも以前【ロートルの弊害と社会構造との関係】で指摘した老が、もといロートル衆の弊害なのだなと認識したり。
その辺りも含め、企業側の人材不足の話は先日の景気ウォッチャー調査の結果でも指摘されてたけど、結局のところは正当な労働に対する正当な対価の概念が雇用する側に薄いのが問題だという感はある。色々なスキルは求めるけど、賃金は抑え目。そうすりゃ雇う側の利益は増える、少なくとも減ることは無いので評価されるという認識なんだろうけど。まさに「黙っていても人材はやってくるはずだ」というデフレ感覚。この辺りは先行記事の、パソコンスキルと企業側の対応の話にも通じる所がある。求めるのならば相応の環境整備と姿勢を見せねばならない。
良い対価を示し、それを継続させれば、その状況におけるそろばん勘定の結果「魅力的だ」と判断され、人も集まるようになる。儲かる仕事で無ければ人は集まらないし、お金が稼げない業界はどれほど品質が良くても衰退してしまう。ならば「うちだと支払いはいいよ」ということを実際にアピールし、実行しなきゃいけない。払いはケチケチ、でもやることはもりもり増える。それが通用したのは求人倍率が1を切るのが当たり前だったデフレ時代のお話。例えばコンビニバイトのように、多忙で多方面のスキルが要求される職種は、時給2000円ぐらいにしないと良質な応募者はこないよね、的な。
2000年大卒初任給平均19.7万円、2016年20.3万円。仮に2000年以降年1%づつ初任給上昇してたら今年は23.3万円...この金額、会社四季報掲載企業2015年初任給ランクで191位。この金額は出光と同じ、JR東海や野村HDより上。せめてこの位出してみたら?学生来るから。 https://t.co/HnslrQb0mX
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2017年4月11日
@Fuwarin 適正な価格で商品やサービスを売らなきゃ適正な稼ぎを得ることはできんという当たり前のことなんすけどもね。奴隷使いの旨みという麻薬(´・ω・`)
— ゲンのフレンズ (@gen_halshion) 2017年4月11日
正当な労働には正当な対価。お金は評価の物差しであり、その評価が十分なものでなければ、受け手側は自分が正当に評価されていないと認識するので、距離を置くのは当然の話。500円の価値があるものを「100円で買う」という人が現れても無視を決め込むのは当然だよね。今の「人手不足」の少なからずは、まさに需給のミスマッチというよりは、労働対価の変化に気が付いていない、あるいは認めようとしない雇用側にあるのではないかな。
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