写真を撮る時には「映り込み」に注意

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スマホの普及で誰もが気軽に写真を撮ってインターネット上に掲載できる時代になった。それ自身は非常に興味深いし悪い話ではないのだけど、ネットに掲載するってことが全世界にお披露目するのを意味することの重大性に気が付いていない、軽く見ている人が多いのも事実。例えが悪いけど、下手をするとパンツ一丁で自室で寝っ転がっている様子をアルタの電光掲示板で披露するようなものだ。

場所が特定できるような情報を自宅関連のものとして出すのは厳禁だという話は以前もしたけれど、今件も似たようなお話。光を反射するようなものを映すと、そこに撮影者の顔が映りこんでしまう可能性が多々ある。どこぞの映画で人の目に犯人像が映っており、それを基に犯人を探し出すってのがあったけど、論理的にはまさにそれ。

今件は消火栓とスプーンが例に挙げられているけど、他にも例えば自販機やお菓子屋さんなどの陳列棚のガラスケース、コンビニのガラス、自動車のフロントガラス、部屋の窓などもよくあるパターン。撮った時には気が付かないけど、写真を編集したり、さらには掲載した後で気が付くってこともある。

さらに静止画なら気が付きやすいけど、動画の場合は案外映り込みに気が付かないことがあったりする。こちらも要注意であることは言うまでもない。

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このページは、不破雷蔵が2017年4月17日 06:40に書いた記事です。

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