正直なところ、炎上商法を意図的に行うのは、正攻法で売り込むだけの能力や技術、経験を有していない事の暴露でもあるのですよね。確かに炎上商法は短期的に低コストでリターンを得られる可能性がありますが、中長期的には損失の方が大きくなります。その計算ができるのならコスパの面でも手掛けません
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年4月17日
中には天然で無意識のうちにやってしまう行動性向の持ち主もいるし、意図していないのに何らかの偶然やミスで結果として炎上してしまう場合もあるのだけど。昨今の「炎上商法」の多分は多かれ少なかれ意図的に、世間の反発なり批判を受ける事を前提として火をつける方法論だったりする。認証欲求による行動もこれと多分に被るかな、という気がするけど、その辺りは行動心理学とも絡んでくるから、また別の機会に。
ツイートしている内容でほぼ説明が済んでしまうのだけど、炎上商法は要するに「中身はともあれ注目してほしい、観てほしい」であり、中身そのもので売り込むことが難しいので、火をつけて注目させようとしているもの。見方を変えれば、中身は大したものではないってことだ。奇抜な宣伝方法で気づきを与え、良いものにまずは目を向けてもらうというプロモーション方法と根本的な違いは2つ、「中身の良し悪し」「気づき(のネタ)が受け手に不愉快さを与えるか否か、正しいか否か」。
ここまで冷静に「意図的な炎上商法」の方法論が分かったら、賢い選択はおのずから導き出される。その人とは距離を置く。見なかったことにする。これが一番。せいぜい「引っかからないように」と注意喚起をすることで、親しい人が被害を受けないようにする程度。
無論、不法行為による炎上商法だとしたら、その指摘と必要な措置を粛々とするのは言うまでもなく。
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