国の借金1071兆円=1人当たり845万円―16年度末(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/7YFMv9sKvA @YahooNewsTopics いつものツッコミコメント済み。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月10日
昨年12月末に比べ5兆1360億円、前年度末に比べて22兆1933億円それぞれ増加し、過去最高を更新した。社会保障費が増加する一方、税収の伸びが落ち込み国債発行が増えた。今年4月1日時点の推計人口(1億2679万人)で割ると、国民1人当たりの借金は約845万円となる。
最近では日銀が国債を購入する割合が増え、「意味が無い」と一部専門家は言及していますが、日銀が得た利益(国債の利息)のうち経費や税金を支払った後の剰余金は、準備金や出資者への配当に充当されるものを除き、国民の財産として国庫に納付されます。さらに政府は日銀の株式を55%保有し、相応の配当も受け取れます。
これぞまさに印象操作的なフェイクニュースといえましょう。
財務省から四半期単位で発表される国債周りの値をネタにした報道のたびにツッコミのコメントをするお仕事......。と半ば自嘲しながらも、これができるようになっただけマシなのかもしれないなあ、と。二つ目の囲みにあるようなコメントをしたけれど、少なくとも元資料では国民一人当たりとか国の借金なる表現はないのだよね。「分かりやすくするための言い回し」との説明をするのだろうけど、分かりやすくても正しくない説明は、単なる間違いでしかない。
そのような言い回しを繰り返し成すあたり、ISILをイスラム国と表記し続けたり、「共謀罪」をいまだに表記しているとか、「戦争法」なる表現をしているのと同じように、従来の意味と現在多用されている意味双方での「確信犯」のような気がしてならない。いずれにせよ、これこそがフェイクニュースなのだろうなあということに変わりは無く。
それにしても。他社に情報を販売する通信社がこのような記事を展開するとは、ある意味驚きではある。いいのかな、それって。
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