NHK IT担当 三輪解説員『Microsoftは3か月も前に、Windows XPの欠陥を把握していた。パッチをだすなら、その時に出すべきであった。』サポート切れのXPのパッチを出して遅いとか言われるマイクロソフトかわいそす #nhk #時事公論 #感じ方には個人差があります pic.twitter.com/3J03JicjFg
— 猫又にゃぉ助@宿毛湾泊地所属提督 (@nekomata_nya) 2017年5月17日
これで問われてる「脆さ」って、「個別保守契約も結ばず、製品を適切に更新もせず、タダで対処してもらえて当たり前」という認識で扱う側の意識の低さが原因じゃないんですかね https://t.co/BtLM1i4dpE
— 近藤 和宏 (@kondoujp) 2017年5月18日
先日最終サポートが切れたVistaとか、結構前に終わったXPなどを対象にしたランサムウェアがあちこちで発動して問題となった際に、本来なら対応しないはずのそれらの期限切れOSに対し、マイクロソフト側が緊急にサポートパッチを出すことになったのは記憶に新しい。で、その対応に関してNHK側でこんな批判があったそうな。
サポートは終わった、何度となく告知をした、それでも使っていたのに、使った人は悪く無くてマイクロソフト側が悪い。判官びいき的なところがあるとか、視聴者のウケ狙いとか、感情論的なところがあるのかもしれないけど、論理的にはおかしな話であるし、解説員がやるような解説では無い。居酒屋で酔っぱらいがくだを巻きながら語るような内容は求められていない。
指摘にもあるけど、感染したOSはサポートが切れているもの。それへのサポートをしていないことに文句をいうのは、保険に入っていない人が損失を出した時に保証しないのはなぜだと言ったり、賞味期限を数年も過ぎた食品を食べて食あたりを起こした時に、食品会社に管理はどうなってるとクレームをつけるようなもの。
OSを更新しなかった理由は多々あるのだろう。更新するだけの予算が確保できない、時間が無い、使っているアプリが対応していないなどなど。しかしながらそれらはすべて使う側の責であり、提供する側の問題ではない。さらに、何の告知も無く突然終了したのとはわけが違う。
視聴率のアップで鼻高々のNHKではあるけど、専門的な解説周りでは最近ぼろが目立つようになっている。それを自覚していないようだと、実態は砂上の楼閣な気がするのだけどね。
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