東京都の保育士の待遇の話

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保育士は労働条件が悪く手取りも少ないのでなり手が無く、すぐに辞めてしまうので慢性的な人材不足に悩まされている。保育園などが不足している地域ではよく聞く話。他方、このようなお話を目にして意外感を覚えた。法的な面での給与の調整が難しいのであれば、自治体レベルで補助金を出して定着をうながそうというもの。

仮にひとり頭年間100万円の補助金を間接的に(家賃補助は事業体に支払われる)提供したとして、1000人を対象とした場合は年10億円の予算計上が必要になる。とはいえ、定着してくれれば自前の土地に住んでくれるわけで、住民税の計上は期待できるし消費活動も成してくれる。悪い話では無い。


色々と調べてみたけど、確かに東京都の各区単位で行政が保育士への家賃補助制度を導入している。大体月額8万円前後なので、年間で96万円。他にも東京近郊の都市で保育士不足が問題視されているところでは、結構この類の補助制度があったりする。

奨学金の時にも感じたけど、情報って探り方次第で色々と実益につながるものが掘り起こせるのだな。アピール不足では、とのツッコミもあるかもしれないけど、宣伝にもお金はかかるからね。各自治体はやるべきことはやっているし。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月 6日 07:03に書いた記事です。

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