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— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
「それほどひどい内容か?」じゃねぇわ。
あんな危険行為が今まで無遠慮に行われてて放置されとったんやドアホ。
今件は指摘がされ始めた頃に該当CMを確認したのだけど、分かる人には非常にリスキーなアクションをテレビでさも普通のように流しているのはマズいよなと理解できるのだけど、そうでない人には普通の情景として以上の認識は無いのもまた事実。でも実は、その「普通の情景」として受け止められてしまうこと自体が非常にデンジャーな次第。そのような認識をした人が、同じような情景にリアルで遭遇した際に、「特に問題なくやってたよな」との視聴経験から、同一行動をとる可能性は否定できない。
たんびたんびに云うんやけど、あのCMのプランを立てた人、絵コンテ描いた人は別にええんよ。イメージでそういうものを考えることはあるよ。ただ、それを会議するやろ、許可撮るやろ、キャスティングするやろ、撮影するやろ、みんなで見るやろ、その過程で"誰も気付かん"のが問題やねん。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
その間に一人も吹奏楽やってたとか、趣味で楽器やってたとか、そういう人が一人も関わらんかったんか、その関わった人が発言でけへんかったんか、っていう辺りに問題があんねん。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
メガネのブリッジ持ってヒョイと奪う表現なんかでも、メガネ人間は「殺すぞ」って思ってる表現なんやけど、ずっと無視されてて、なんでこんなメガネ人間が世の中にようさんおんのに放置されてきてたんか、不思議なんよね。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
ああいう道具の扱いって、実際に行われてることが、創作物で何の気なしに再生されることで、また実際に再生産されよるんよな。だから創作物での扱いで止めとかなマズいんよ。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
「それほどひどい内容か?」
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
でなくて、お前らが今まで無視してきたことが可視化されたのであって、過剰反応じゃねぇわ。お前らバカがゲハゲハ笑って調子放いてる間に唇切ったり歯を折った奴がおったんじゃ。
この記事であげてる例でいうと、寧ろ是とされてるカレーのCMよりも後からドーンの方が深刻やし、ルミネのアレの方が攻撃的である分だけ酷かったと思うで。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月3日
指摘もされているけど、発想自体はやっちゃダメってことは無い。いくらでも存在しうる検討案の中に、こういうのが出てくるのもアリといえばアリ。ただそれを採用して色々な人が携わる中で、この行為はリスキーだとの指摘がなされなかったこと、あるいはされてもそれが歯止めにならずに体現化しなかったこと、その構造そのものがヤバみを感じさせる。要は精査をして問題があれば止める立場のストッパーが存在しない、機能しない形になっている。
これは報道界隈における昨今の問題点の一つ、誤報や虚報が明らかにされても、その対象物自身の問題だけでなく、それが色々なチェックを通って公開されてしまった仕組みそのものに問題があるのに似ている。マズい結果ができたのは、それに至るまでのプロセスに問題がある。そのプロセス部分の問題を見つけて手を加えないと、マズいものは何度でも再生産される。
たとえそれが絵空事であるとの認識で創り手、提供元は考えていたとしても、受け取り側も同じような認識をするとは限らない。考え過ぎだ、との意見もあるかもしれないけど、何の注意も無く同じような問題行動が繰り返し公知されることに問題がある。
手前があげる問題は二つ。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
・CMが公開されるまでに誰も気付かんかったんかい。
・気に食わんから取り下げさせたんやなくて物理的に危険やからアカンねん。
・誰も気付かんかったんかい。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
これについては、CM制作者の個人の能力ではなく組織としての能力が問題で、騒動になるまでに防ぐチャンスは幾らもあったのに、結果的に騒動になって制作費をドブに捨てた上にブランドイメージを損なうピンチに陥った。
昨日も呟いてるが、ああいうストーリーを考えてしまうことは決して罪ではない。単に無知なだけであって、無知を罪とすることは出来ない。問題はCM制作には多くの人が関わっていた筈で、その多くの人が誰も気付かなかったか、気付いても指摘しなかったこと、また経験者に確認しなかったこと。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
手前は抑も楽器は出来ないが、吹奏楽経験者というのは実は世の中にいっぱい居るんよね。ほいで吹奏楽やってたら「楽器持って走るな」と「管楽器の演奏中は横切るのも気をつけろ」と先づ指導されると思うんやけど。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
それが、CM制作に大勢が関わってる筈なのに、一人も掠らなかったっていったら異常であるし(採用に偏りがあるということになる)、居たとしても誰も云わなかったんだとしたら現場のマネジメントに問題がある。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
それに現場に居るにしろおらんにしろ、どこか変じゃないか、くらいの確認は経験者を探して訊ねるくらいしたらええんちゃうかね。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
以上は制作者の問題ね。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
・物理的に危ないねん。
— 中村甄ノ丞あるある早くいいたい (@ms06r1a) 2017年5月4日
については、それを「過剰反応の炎上」として扱った記事を書いたライターのアホさ加減ね。大怪我する危険行為を肯定的に描いて真似されたらえらいことやろ。これについてはライターがアホすぎるのでこれ以上云うことない。
今件の問題に関して当方が指摘した内容とほぼ同じ考え。物理的に危ない事を何の但し書きも無く公知している事(但し書きがあっても公知してよいものか否かはまた別)、そしてそのようなリスクのあるものの公知化されるにいたるまで、チェックが働いていない実情が明らかになった件。あるいはチェックの中で「まずいよな」という意見があったかもしれないけど、それが声に出てこなかった、あるいは声として出てきたけど「ばっくれれば問題ない」「今さら止めるわけにはいかない」というイケイケドンドン的な感じだったのではないかな、と。いわば安全装置、緊急停止装置が働かない状態で暴走している電車みたいなもの。
考えてみると、チェック機能ってのは保険みたいなもの。実態稼働しない限りは木偶の棒みたいな感じだし、何かプラスの効果が発揮されるものでもない。だから経費削減の対象にされやすいし、常日頃から軽視される。だからといってそれを削ってしまったり無視すると、いざというとき、例えば今件のような場合、上手くその効力が発揮できず、結果として大きな被害が生じることになる。
この辺りに問題の根本があるのではないかな、という気がする。「ヤバいかもしれないけどここまで作ったらコストの問題もあるし、〆切も間に合わないし」なんてことだとしても、結局目の前のお金の誘惑に負けて、リスクに目をつぶっただけってことだし、ね。
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