@Fuwarin ふわさん、こんにちは。うちの学生がパルナス製菓というネタを持ってきましたんで、お知らせしときます。関西では有名らしいです。そういえば昔そこのCMの歌を歌われて、これってロシアでしょと言われたことがありましたが、私ずっと東京だったので、新宿中村屋しかわからず...。
— три снеговика (@tri_snegovika) 2017年5月10日
@Fuwarin ほんもののロシア人を使ったところと、憧れてがんばったところってことですね。
— три снеговика (@tri_snegovika) 2017年5月10日
以前【「マルセスキー」を調べていくうちに日本でのロシアパンの謎が解けていく】でロシアのパンの日本展開におけるお話をいくつかまとめたけど、その香りを覚えるような情報ががが。先のマルセスキーなどはロシアの人を招来して色々と同じものを作っていたのに対し、今件のパルナス製菓は「なんかロシアのパンってカッコいいからそれっぽいのを作ろうぜ」的な感じかな。これはこれで面白い......というか日本らしい。
パルナス製菓 https://t.co/wG1SYz14uq 「ロシア風ケーキや「クレーモフ」(ロシア風シュークリーム)などの菓子、及び「パルピロ」(ピロシキ)といったロシア風調理パンを製造・販売」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月10日
「ドイツ菓子やフランス菓子といった一般的な洋菓子店と異なる独自のカラーを打ちだそうとしたためで、開業にあたり、当時のソ連対外文化交流協会から菓子の資料を取り寄せるなどした」「『戦争と平和』で描かれたような豪華な食文化の再現を考えていた」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月10日
パルナス 花のケーキシリーズCM https://t.co/69o0u6GYQo @YouTubeさんから
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月10日
で、改めて調べたところ、パルナス製菓はすでに会社をたたんでいた。業績が悪化してきたので黒字経営のうちに店じまいをしたとのこと。この締め方も合わせ、半ば以上自分の好きなようにビジネスをしていたのかな、という感はある。
ロシア風のお菓子やパンの展開の理由にしても、他社がドイツやフランスだからうちはロシアだってのが興味深い。さらに手をつけだしたら面白くなって、色々と本格的にやり出したあたり、何気なく始めた趣味に没頭した雰囲気すらある。
仮に今でも事業が続けられていたら、どんな種類の商品が展開されていたのだろうか。プーチンプリンとかリアルに登場していたのかもしれないな(笑)。
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