「昔は素手で握ってたから黄色ブドウ球菌の食中毒多かったのかな?」
— HAL@36歳女医 (@halproject00) 2017年5月9日
というよい質問いただきました。
多かったんですよ。古いデータですが、素手の「にぎりめし」が減った事で、見事に右肩下がりのグラフになっています。ラップ大切。https://t.co/v0IDS1B2vC pic.twitter.com/xnWFGBaiUH
「おにぎり」というぐらいだからおむすびだのおにぎりだのは手で握るというイメージはあるけど、実のところ最近ではラップ越し、あるいはビニール製の手袋で創る方が多くなっている。自分自身だけでなく第三者に提供するものならなおさら。
理由は指摘されている通り、食中毒リスクを勘案してのもの。見方を変えれば昔は結構な数で軽微なものとかも合わせ、報告されていない食中毒事案があったのだろうなあ、と。無論、ブドウ球菌食中毒が握り飯起因のみで生じているわけではなく、さまざまな衛生面での環境改善や意識改革、情報の浸透によるところも多分にあるのだろうけど。
食中毒の変遷 この20年でどう変わったか(栄研化学) https://t.co/fcXIFjS7ml などにもう少し詳しい資料が 年次の厚労省の統計は 食中毒統計資料 https://t.co/jHP1DORZfY に。https://t.co/IEUKNUJNkn pic.twitter.com/TlQ9J7ximZ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月9日
で、食中毒に関してはもう少し長期間の時系列データがこちら。公的データをひっくり返して具体的な数字を抽出してグラフを独自生成することは不可能ではないけど、当方の役割では無いような気がするので、引用のみ。ノロが昨今では増えているのが逆に気になるな、これ。
さらば食中毒!お弁当づくりの知恵:農林水産省 https://t.co/61fbTSWkzX
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月9日
合わせて、農水省のお弁当作りに関するノウハウページを。こんなページもあったのね、と多少驚きではある。お弁当作りをしている人は、一度目を通しておくとよいだろうね。
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