米国の「定年」事情

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日本と違って米国には定年制度が事実上存在しない......というかむしろ日本のような定年制がある方が少数。ただし、高齢で心身が衰えて能力が劣ってくると、それ相応な対応を受けるのは、日本以上かもしれない。首切りやら能力給やらがフレキシブルにしっかりと、正当に働いているのならそれの方がよいのだろう。歳は関係なく、経験も合わせ能力に応じた対価が支払われる、と。

で、その米国における定年......というか高齢に至った時の労働事情。ずっとフルタイムで働きたい人が減り、パートタイムにシフトしたいとの人は変わらず、ある程度歳を取ったら仕事は辞めたいなとの人が増えている。


他方、現在リタイアしていない人(ツイート上の「仕事をずっと続けたい人」は間違い)は何歳位まで働きたいか。65歳を目安として尋ねているけど、65歳以上でも働きたいとの人が増えている。二つを合わせると70歳ぐらいまでは働いて、その後は辞めたいという人が増えていると見ればよいのかな。

これも保険健康医療技術の進歩と、それに伴う平均寿命の延びが要因なんだろうなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月11日 07:36に書いた記事です。

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