中堅層が受けるべき健康診断

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企業への就業者は法定健診があるからそれに全投げしていれば問題ないのだけど、自由業や自営業の人は自ら健診手続きをしなきゃならない。ただ自治体から毎年健康診断のお知らせなどで格安の健診案内が届いているはずなので、その書類に従って申し込みをすれば、自主的に健診を行うよりも格安で出来る次第。自分で申し込みをすると半日から一日で1万円とかするけど、自治体の健診なら数百円から千円程度で済むからねえ。

で、自治体のや自主健診では自分で検診項目を選ぶ事ができる。ぶっちゃけると、可能な検診はすべてチェックするのが一番楽で良い。いや、負担はかかるけど、それが一番良い選択肢。面倒だからとか、大丈夫だろう、もったいないからとの自己判断で選択肢を除外して、後で悔やむよりは何万倍も良い。


これは実際によくある錯誤で、がん検診周りの調査でも少なからぬ人が同意している話なのだけど、検診をすると病気になる、だから検診をしなきゃ病気にはならないってわけじゃない。元々病気になっている・病気でないは別次元の話で、それを見つけられるか否かが検診次第であるってこと。テストで悪い点を取って見ないふりをしても、悪い成績がなくなるわけじゃないってのと同じ。

これと似たような錯誤をされることが多いのが保険。保険に入れば病気にならなくて済むわけではないのだよね。病気が判明して治療するときの医療費負担が軽減されるのが保険なのだよね。もっとも保険による医療費負担減を認識できれば心境的に楽になるので、下手な不安状態にあるよりはメンタル面での安寧が得られるから、治癒の観点ではプラスになるかもしれない。また保険の特約(オプション)によっては健康サポートなどもあるので、それを利用することで病気発症リスクは軽減できるのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月11日 07:50に書いた記事です。

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