批判や非難、アドバイスを聞き流すのが苦手な人に

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非難にしてもアドバイスにしても批判にしても、それを自分の糧として吸収し、良いものとして取り入れ、間違いならば正すためのトリガーとできれば、それが一番良いし圧倒的感謝の意でしかない。

しかしながら人は十人十色であるから、的外れだったり単なる攻撃目的だったり、対論としての主張をつぶすためだけに批判をしてくる筋合いもある。複数の並列する主義主張がありいずれも正しくても、他のを認めないとか(異端裁判みたいな感じ)。さらには何となくとか機嫌が悪いからとか気に食わないからだとか、あるいは批判行為を通して自分の益を確保しようとか。

そのような批判やアドバイスの類には従う必要はないのだけど、押しに弱かったりスルー力に欠けていると、余計な気遣いをしてしまったり、相手の勢いに負けて自分の気持ちを曲げてしまうことになる。でもそのような結果導き出された物事で結局マイナスが生じると、後悔の度合いは大きなものとなる。

そのような時には発想を変え、指摘されている通り「その批評によって自分が何か方針転換なり意思決定をした場合、結果としてマイナスのものが出たら、その人は責任を取ってくれるのだろうか」と考えればよい。大よそそんなことは考えていないだろうから、「ああ、批評をしている人は単に言いっぱなしで何の責任も取らないんだな。ならばこちらも従う必要はないじゃん」との結論に至る。まさにその通り。

話をきっかけに自分自身で意思決定をしたのなら、責任は自分にある。だからこそ真剣にできる。自分の人生のかじ取りは自分自身で行いたいものだ。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月13日 07:15に書いた記事です。

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