前職でプログラミング教育の営業を少しやった事があったけど、年配の方には「プログラミング教育の意味?なぁに、家庭科の授業と同じです。食卓に出された物をふんぞりかえって食べてるだけじゃ感謝の心も芽生えず社会のしくみもわからない。ITも自分の手で学ぶのが大事なんです」でイチコロだった
— レオナ (@reona396) 2017年5月10日
これを言うと「そーなのよ、うちの娘も寝っ転がってLINEやるばかりで......そうね、自分でしくみを知るのが大事よね...」ってなっていらっしゃった。自分の手元に来るまで色んな人が関わってて、作る人の苦労があってこそ今ここにあるのだ、という意味ではお料理もアプリも一緒ですと説明してたっけな
— レオナ (@reona396) 2017年5月10日
自分でプログラムや事務作業をするわけじゃないし、パソコンなど不要・スマホで十分とか、プログラムに関する勉強なんて何の意味があるのかという話は良く聞くもの。どのみち習った人全員がプログラマになるわけじゃないし、パソコンを使う仕事に就くわけでも無い。必要になったらその時に覚えればよい......というけど、世の中そううまくはいかないし、やっている人はそれだけアドバンテージが得られているとか、概念そのものの取得はすぐにできるわけじゃないよねってのは何度か説明している。
で、自分でそれそのものを使うとは限らないけど、習得しておくことに越したことは無いってのをどうやってうまく伝えるかについて、ちょいとステキナイスなセンスの例え方があった。これなら確かに多くの人が納得できるだろう。
あとプログラミング教育の教材について、いくら「簡単だからとっつきやすいです」と言っても信じてもらえない時、男性には「最近は中高生でもこういうのやるんですよ」、女性には「お年寄り向けの講座でホームページを作ろうってありますよね?あれと同じなんですよ」と言うのがコツだった
— レオナ (@reona396) 2017年5月10日
男性は「俺より若い奴がやってるなら簡単なのだろう」、女性は「私より年をとっている人ができるのなら簡単なのだろう」って考えがちなのがわかって興味深かった。「でも、プログラミングって難しいんじゃない?」って言っている年配の方へプログラミングを推したい時に利用してみてほしいテクニック
— レオナ (@reona396) 2017年5月10日
女性の方に「最近は中高生でもプログラミングやってるんですよ」ってアピールしても「そりゃ、若い人は何でもできるもの...」って感じで返されるものだからなんか変だなとは思ってた。たしかに母も「若い人は機械に強い」みたいなイメージを持っていた印象
— レオナ (@reona396) 2017年5月10日
こちらはすべてがすべてじゃないけど、傾向としてやはり男女差ってのが出てくるのだろうなというのを実感させられた話。この辺りは経験から学んでいくしかないのだけど、経験者のお話があると、最初の試行錯誤をショートカットできるからありがたい。どちらともプライドをくすぐるものだけど、比較対象をどちらに向けるかの観点で、男女でまるきり正反対となるのは興味深い話ではある。
不思議なことに、20年近くやっていて、これを子供から言われたことはありません。プログラミングを始める前は、プログラミングがなにかも分かっていないわけで、単に新しい遊びと考えていると思います。ただ、大人が面倒なものと言うことで、そう思うようになるかもしれません。 https://t.co/9JqBFP04Uv
— 阿部和広 Why!?プログラミング放送中 (@abee2) 2017年5月8日
ちなみに子供自身は多分にこんな話だという。面白い、つまらないってのはある程度経験を積んだ上での話なので、何も知らないこどもにとっては単に目新しいもの、見たことがないもの以上の何物でもないのだろうな。大人の固定観念をそのまま子供に押しつけてはいけないってことだ。
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