ローソンが移動販売店事業を拡大するという話

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ローソンは2018年2月末までに、車による移動販売を現在比3割増の全国200店舗で始める。チルドや冷凍など四つの温度帯の製品を販売する車と、常温品を販売する車を地域特性ごとに使い分け、対象範囲を広げる。8月末までには介護用品も取り扱う予定。移動販売に関心を持つ店舗は増えており、ローソンは拡大とともに採算性も高めていく。

実のところコンビニ大手による移動販売店は以前から行われており、震災でインフラが途絶した地域への生活必需品供給のためのルート確保という社会貢献も合わせる形で、一気に拡大したのが実情。ただ、当然固定店舗のコンビニよりも移動の際のリスクやコストはかかるし、採算性も危ういところがあったりする。

もっとも、事業を拡大するってことは、少なくとも大赤字を出しているわけでは無く、また今後の見通しもそれなりにあるのだろうってのは理解できる。見方を変えると実績を積み増すことで、自治体からのアプローチや補助の期待もできる(移動式コンビニを自治体の要請で派遣する代わりに云々ってパターン。いわゆる「誘致」だね)。

今件、現状はコンビニの機能の一部の搭載に限られているのだけど、今後はあるいは郵便回りとも組み合わされるような......ってそれはさすがに無理かな。先日の「コンビニで使っているモノ、あると便利なモノ」の調査結果を見る限りでは、郵便以外ではATM機能とか公共料金の支払いとかがあるので、それ専用の別車両もできるような気がする。もっとも、警備が厳重で無いと難しいけどね。

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このページは、不破雷蔵が2017年5月28日 07:02に書いた記事です。

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