経年変化は無く、セブンのみですけど、随分と客層や販売性向が変化しております。 pic.twitter.com/UTD5WCQraA
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年6月5日
先日の「セブンで雑誌取引縮小するってさ」の件の副産物的なお話。その公開資料で見つけた、同社コンビニのお客や販売商品の変化を見た図表。コンビニではPOSで販売データを色々とチェックしているし、最近ではポイントカードのデータともリンケージして
より詳細な客動向を把握しているはずなので、これはほんの一部でしかなく、さらに年次経年変化、さらには月次、日次レベルまで内部的なデータを持っているに違いないのだけど。
コンビニ周りの動向や食生活、エンゲル係数の増加とか、中食文化の浸透云々で言っていた、あるいはデータとして出てきた内容が、実に如実に表れ、裏付けできるものとなっている。
50歳以上の比率増加が著しいのにはちょいと驚き。セブンの来客の5人に2人は50歳以上。ちょいと前までコンビニは若年層の砦みたいな話があったのが、どこかへ吹き飛んでしまった感じ。
商品カテゴリ別の販売動向も興味深い。たばこや雑誌はやっぱり減少中。特に雑誌がひどい。金額・量共に半分以下に減っている。たばこの金額が増えているのは値上げのせいだろうね。ただ、数量が減っているので、判断としてはどうなるのかな、とか。
コンビニを食品店的に表現することもあるけど、採算性の上ではホント、食品に特化した方がいいんだよね、という結果になる。それにしては一部コンビニで実施した、食品スーパーとコンビニの融合店が上手くいかなかったのはなぜだろう。食品は良く買われるけど、それ以外の商品もなければ、足しげく通う場所とはし難いってことなのかな。
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