信じてくれないと思いますが、昭和の時代、電卓が普及しつつもその計算結果が信用できない人向けに、そろばんが合体した電卓がありました。いまでいうと、エクセルが信用できず電卓で検算するストロングスタイル。 pic.twitter.com/tyY5tpmSyz
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年6月3日
昭和の面影/SHARPシャープ/ソロカルそろばん電卓デッドストック https://t.co/N0MOiQotNe アマゾンにありました>>電卓そろばん
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年6月3日
今では100均ショップでも多種多様な商品が売っている電卓だけど、昭和の普及し始めた時代は、その性能を信じられない人が多々居たわけで、指摘の通りにそろばんで検算をした人も居たらしい。で、電卓を使った後にそろばんで検算する需要があるのなら、最初から一つにまとめてしまえばいいじゃないという感じで出来たのがこの「ソロカル」。ソロバンと電卓の英語表記「カルキュレイター」を合わせた造語。
今から考えてみるとネタというかフェイクアイテムのようにも見えるけど......実在するのだから仕方がない。
で、指摘にもあるけど、この構造って現在の、エクセルによる計算結果が信頼できずに電卓で検算したり、電子メールで連絡してもFAXや電話で確認をしたりってのと同じような姿勢かな、と思ったりもする。使いたいって人の気持ちは分からないでもないけど、不条理というか時代錯誤の象徴って感じもするのは当方だけだろうか。
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