今分かった。すべてひらがなの記者名にしているのは、名前を漢字で検索すると実情が見えてしまうからなのですね。https://t.co/uG17ssxyL9
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年5月25日
「元議員秘書」とのみの肩書のジャーナリストにおいて、どの議員先生の秘書であったのかが明記されていない場合、探りを入れると「なぜ隠す必要があったのか」が分かる傾向があるのは、興味深いお話です。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年6月13日
ぱっと見で偉そうな、権威があって信頼できそうな肩書や経歴を有している方が、そのことをプロフィールなどに記していても、うのみに出来ないのが現実であることは、インターネットで当事者発の色々な情報を取得精査できるようになってから、痛いほど知ることができた事実の一つ。例えばちょっと前までは「弁護士」という肩書があれば、どのような人でもひれ伏してその言は100%事実であり従わないと神の裁きを受けるのでは、というぐらいに信頼していたのだけど、昨今では取捨選択が必要だよなあ、とか。
最近気が付いたのは、「元議員秘書」なる肩書。議員秘書ならば国会やら地方議会の政治に精通しているはずだし、その経験を活かして議員として立候補する人も多い。スケジュール管理などもスキルがあるはずだし、一端の人ではないかな、という認識を抱くのも当然。記事やソーシャルメディアのプロフィールに「元議員秘書」とあれば、それは一つの勲章みたいなものとして理解してしまう。
しかしながら昨今では、「元議員秘書」という肩書を見ても、どこの所属だったのか、誰の秘書だったのかまで確認しないといけないよねえ、と実感するようになった。行動内容がちょいと異様だったり、記事の方向性に疑問を覚え、「元議員秘書」のみの表記で具体的にどのような場所にいたのかを調べて初めて、ああなるほど今のあれこれは結局のところそういう意味だったのね、というのが分かったりする。
思い返してみれば、有名なゲームの制作に携わっていましたと自称してもそれが実は単なるデバッカーのアルバイトでしかなかったり、著名な放送局の番組スタッフでしたと肩書にあっても、実はほとんど仕事をせずにすぐに首になっていたり。そういうことって、結構あるのかもなあ、と。
ともあれ、何かひっかかるところがあれば、すぐに調べてもやもやとした部分を明らかにする。これが大切だね。
コメントする