「実感なき景気回復」...拡大53か月バブル超え : 読売新聞
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) 2017年6月15日
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そりゃまだようやく普通くらいに戻っただけだろうからね
先日の【記事タイトルに感情表現があったら読まない方が正しい判断ができそうな気がする】の具体的な例が早くも出てきたかなあという感のあるお話。マイナスからようやく引きあがり始めたという雰囲気が現状で、とてもじゃないけど文献などで記録されている前世紀のバブル時代のような景況感とは言い難い。とはいえ、数年前と比べればずいぶんとマシであることは否定できるはずも無く。
「実感なき」という表現は果たして適切なのだろうか。「景気の回復」に「実感なき」をかけると、景気は回復していないと皆が思っている、不景気のままだと認識しているという意味合いにならないだろうか。景気が絶好調で無ければ全部不景気、いわゆる二分法的な表現になるけど、それは正しい言い回しなのだろうか。
うちの家計については実感ないけど、ちょっと駅前出りゃ飲食店街の人出が確実に増えてたり、求人のチラシいっぱい貼ってあって時給増えてたりするので回復してるのは実感する。「実感なき」ってドヤ顔で言う人は世の中見てない節穴でボンクラですって自己紹介だと思ってる。
— ヘイヘイ(自宅) (@hey2m) 2017年6月15日
新聞は社会の木鐸などと自称する、間接的にそのような態度をとっているのをよく見かけるけど、「実感なき好景気」とか「実感なきバブル景気さながらの景気」ってのならまだしも「実感なき景気回復」なる言い回しを用いるのは、やはり世の中を見渡す能力に欠けているのか、あるいは何か別の意図によってそのような表現を使っているのかなあと考えてしまうのだな。
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