最近TL上に「妻はこれをしてほしいのに夫はしてくれない」的な話が漫画の形で登場します。逆のパターンも合わせ、「欲しいのにしてくれない」と嘆く前に、それを理由も合わせ意思表示して知らせたのかな、と疑問が。自分は理解しても相手が同じような理解をしているとは限らないのです。夫婦間でも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年6月19日
ついでに「いつまで」というのを指定せずにトラブルになってるケースが散見される
— いくた♥️なお/コミケ2日目H-25b (@ikutana) 2017年6月19日
具体的な作品を挙げるのはやめておくけれど、最近ツイッターのタイムライン上に、夫婦間の話として「夫は●×をしてくれない」「妻がこれをしてほしいと頼んだのに、夫は思った通りの事をしてくれない」的な小話や漫画がよく登るようになった。情報発信のハードルが下がったことや、立場を逆にした話は往々にしてバッシングの対象となりうるので表現しにくいってのがあるのだろうけど。
で、いくつかの作品やネタを見るにつけ、ちょいと気が付いたことがある。文章なり絵なりで表現した、訴えたいことについて、対象となる人物本人に伝えているのだろうか。思ってはいるけど伝えずに、文字や絵で発散しているだけなのだろうか。あるいは指摘の通り、伝えるべき情報が不足しているだけなのかもしれない。
例えば家事周りにしても、正直なところ、突然やってみてと言われてもできるものでは無い。行動様式を刻み込んでいないので、配慮や工夫まで頭が回るはずも無い。語る側が「こういうことをおもんばかって行動してくれるはずだ」という期待をしても、それに応えられるとは限らない。要は、目の前にいる語る相手が自分の配偶者である大人であっても、語る内容、してほしいことによっては、単なる子供と何ら変わらないわけだ。
子供に物事を教える時には懇切丁寧に、細かい指示を与え、そして何度も繰り返しやらせて覚えさせていく。自分が理解できている事、やっている事を、相手が同じように理解できているとは限らない。これって以前説明した、仕事を新人に教える場合と同じでもあるんだよね。
その辺りの考えがすっぽりと抜けている気がするんだな。当然、そのような配慮をしても、仕事での新人や子供のように、素直に聞いてくれるか否かはまた別の話なんだけどね。
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