昨日の新幹線の遅延で駅員に詰め寄る人が報道されとりますが、俺も旭川で15時くらいに突如「終日運休」を宣告された時は即座に近くのホテルを取り、駅員を怒鳴っている間に近隣のホテルが全て埋まってなす術もなく大雨の中で右往左往する人達を空調効いた部屋でビール飲みながらまったり眺めてました
— なまちゃ (@knmtea) 2017年6月22日
交通機関、とりわけ鉄道で遅延や運休が生じると、怒りを鉄道関係者にぶつける人を見受ける。その人当人が何らかのしでかしをしたのならいざ知らず、関係者に八つ当たりをしたところで事態が改善されるわけでは無い。関係者だから意見は黙って聞き入れるべきだ、糾弾されても大人しく従うべきだという主張もあるけど、少なくとも冷静な目で、客観的に見ると、そのような行為はむしろ恥ずべきもの、忌避すべきものとして認識してしまう。
感情論としては自分の思う通りにならなかった、しかも自分以外の問題で、となると、怒りゲージが上昇して発散させたい、しかも発散させる対象として適切と自分が認識できる相手が目の前にあれば、怒りをぶつけたくなるのも理解できる。しかしそれを体現化したのでは、理知的な大人では無い。第一その行為をして改善されるのは、自分の怒りの心境だけ。第一、天災や気象状況による遅延の発生の場合、責そのものも交通機関側には無い。
でっかい事故の時は駅員さんは大忙しなので、早く解決したければ諸々スルーしておくか、一言「お疲れ様」と声をかけておく程度にしましょう>RT
— KGN (@KGN_works) 2017年6月22日
はよしろと怒鳴り散らすより、労わったほうが駅員さんの精神衛生上よろしいし、頑張ろうとも思うはずだぞ。
まあ正直、何かあったら怒鳴り散らす・あたり散らす人が「他人がオレに親切にしない」と不平不満を抱えていても、
— KGN (@KGN_works) 2017年6月22日
『 あ た り ま え で す 』
としか言わないんだよね。我儘勝手でぶすくれてる、不機嫌に振る舞うことで他人に察して貰おうとする大人なんぞ、ほっとく方が楽だからね。
電車が止まった時に駅員に噛みついてる人って、アンガーマネジメントできてないわけだから、こういう事やってる人の人事考課はガンガン下げるべきだと思うぞ...
— KGN (@KGN_works) 2017年6月22日
いざという時に怒鳴り散らすばかりで仕事の邪魔だからねhttps://t.co/t31LvmprKx
指摘の通り、何かあった時には関係者はその対応に追われており、その状況にさらなる負担をかけるのは、全体の事態改善の足を引っ張り、他の多数の当事者にとってもマイナスとなる。第一、怒りを関係者にぶつけて喜んで見る人などどれほどいようか。
怒りの感情を持ってしまうのは仕方がない。人は感情のあるいきものなのだから。しかし当時に、その感情を周囲の空気や状況の判断をせずにそのまま体現化して他にぶつけるのは、少なくとも大人のすることではない。「アンガーマネジメント」とは厳密的には「怒りを予防し制御するための心理療法プログラム」との説明もあるけど、自制心を持って怒りの衝動をむやみやたらとリアルに起こすのではなく、身の内に仕舞える制御をするって解釈でいいやね。それこそが大人のあるべき姿というものだ。
これができない人は、鉄道などでの遅延以外において、どのような場面でも似たような行動を起こす可能性が多々ある。そのような人物が組織に居たら、いかなるトラブルの引き金を引きうるか。それを考えたら、人事面での考査は以下略という次第。
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