先日の 仙台市長選、野党共闘の郡氏初当選=与党系ら破る―首相求心力、さらに低下 https://t.co/Lq7qJjRTkf の記事コメントにもある通り、仙台市市長選では元々勝敗は決まっていたような状況であるにも関わらず「首相求心力、さらに低下」などと
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年7月30日
横浜市長選 現職の林氏 当選確実 | NHKニュース https://t.co/LC5MCtas4H さて、先日の仙台市市長選挙のような報道姿勢はありやなしや。全世界は知らんと欲す。良いリトマス紙になるのでしょうね、伝えられ方が。報道されたか否かではなく、反復性等も合わせ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年7月30日
一週間前の仙台市長選では野党共闘の郡氏が初当選として、上記のような話が一度ならず数度に渡り、さまざまな方面から、多様な観点(しかも選挙の内容そのものの分析はいい加減なレベルで)で成され、与党政府・首相の求心力が低下した云々という話に結び付けられた報道や論説が行われた。仙台市の状況をしっかりと、それこそ公開情報の精査だけでも、鉄板の結果であり、国政が関わる部分はほとんど無いという結論に至るのだけど、何かにつけてディスる傾向はここにもあったりする。これが通信社の記事だからねえ......ということでツッコミの解説もした。
で、先日、似たようなケースで横浜市の市長選がなされ、こちらも状況的には同じような鉄板の結果が出て、国政における与党側が推薦するサイドが当選した。各種公開情報の分析の限りでは、こちらも鉄板の結果が出たまでの話で、特段変わったようなものではないし、国政とのかかわりはほとんど無い。
けれど、先の仙台市市長選であのような論理展開を多数の報道などが波状的に成したのだから、同様の論説を横浜市市長選の結果でも成さなければならない。いや、義務はないけれど、それをやらないと、政治的な平等公正に欠けるか、絶望的なまでの分析・記事執筆能力に欠けたと暴露したのと同じとなる。あるいは今流行りの「ねつ造報道」こと報じない自由を縦横無尽に駆使するのかもしれない。証拠づくりのためにちょろっと伝えるのだろうけど、頻度や深さ、長さでは大いに違う結果となるのだろう。
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