(・w・) いいかい?
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2017年6月29日
高所得の連中は収入の全てを消費しているわけではない。投資や貯蓄に回せる。しかし、低収入の方々はその収入をほぼ消費に当てなければ暮らしてはいけない。これは何を示しているかと言えば、消費税は低収入の人々ほど、負担が大きいということ。これが逆累進性。
(・w・;)だいたいだね?消費税を増税して累進課税を緩和せよとか、どこの金持ちの手先?としか言えないような話を平然と抜かす方々はいるものです。で、お決まりの社会保障の安定が増税で達成できれば安心感が広がり消費が増える―って喚く。そんな事実ないと毎回観測されているのにね
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2017年6月29日
消費税に関しては「他国もやっているから」「薄く広く公平だから」などのとの説明があるけど、他国うんぬんってのは正当性の理由にはならないし、8%云々で薄く広くとはとても言えない状態。また、蓄財している人からの吐き出しの中での課税というのなら、むしろ物品税などの過去の課税方式の方が理にかなっている。贅沢税的なもので、余力のある人は、多少高くても調達するだけの余裕があるからだ。第一、消費税の引き上げの中で軽減税率の導入をしたら、物品税と実質的には変わらないから消費税そのものの意味がなくなってしまう......的な話は以前【消費税率を上げて軽減税率の導入が不可避なら、いっそのこと消費税を廃止して物品税を復活させてはどうだろうか】など複数の記事で挙げている。
逆累進性については頭の中で考えがぐるぐるしていて文字化がなかなかできなかったのだけど、それをすっきりとさせてくれたのがこのお話。所得の大きな人ほど支出も増えるけど、支出全体に占める割合は減退し、余力は比率的にも金額的にも増えていく。エンゲル係数の概念のようなもの。で、支出の部分に一律に税金がかかるとしたら、当然所得の小さな人ほど負担はかかる。
ならば贅沢税的な物品税にして、消費税は廃止してしまえば、贅沢品を購入する余力のない人の負担はぐんと軽くなる。そして贅沢品を買う人は、多少高くても買うのが通常の行動性向。どうしても欲しい、贅沢したいという心境の時に、3%高いから買わないという発想は多数派に及ぶだろうか。
例えば前世紀に物品税を廃止して消費税を導入した後、物品税がかかっていた贅沢品の類の消費は増えただろうか、ずっと増えたままで現在まで継続しているだろうか。その増減に、物品税の廃止の影響はどれほど見られるだろうか。
それに加え、税金のようなネガティブな行為は、日々の生活で認識されることで、精神的なプレッシャーとなり、消費行動を減退させる要因になる。「税に対する意識を高める」うんぬんとの話もあるけど、高まりすぎて消費が抑えられ、景況感を押し下げたのでは何の意味も無い。「社会保障の安定が増税で達成できれば安心感が広がり消費が増える」もまた奇妙な決まり文句で、どのような経済的裏付けがあるのか知りたいところ。
(´・ω・`)消費税増税したものだから、金の密輸が激増。これで密輸側が得られる消費税分の利鞘はみんなが負担してる消費税なのだよ。(ヽ´ω`)消費税は減税するか速やかに金取引の消費税は撤廃して蛇口閉めるべき
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2017年6月29日
あっ、税金でやるにしても消費税のような貧困層ほど影響が大きい税を増やしてやるのは当然不公平性が高くなるw (そもそも税収と予算はどうのこうのという話はおいとく)
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) 2017年6月30日
ちなみに、消費税を増税すれば、国、地方公共団体自身が支出する経費も当然ながら消費税を払うので、増税分だけ支出も増えてしまいます。
— LaxPatx (@LaxPatx) 2017年6月30日
つまり、増税で見かけの税収が増えても、その分、支出も増えてしまうので、社会保障に回せる分が本当にどれくらい増えるのか疑問ですね。
金の密輸うんぬんはさておくとして、貧困層ほど負担が大きくなる税金を賛美し、社会保障がどうとかいうのは、確かに矛盾している気がする。それと指摘されてそういえばと思ったのだけど、国そのものや自治体が支出する経費も消費税がかかる。地方の場合は地方消費税が受け取れるけど、同じように支出も増えるわけで......想像されているようなほどの効果は無い感もある。
この辺りの話、まとまった論文か何かがあると良いのだけど。
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