【重要なお知らせ】
— 山と縄@office-R2 (@R2_rope) 2017年7月6日
災害ボランティア、支援物資は(被災者が知人で直接出向く場合を除き)自治体や関係団体からの募集に従って下さい。
まだ募集がなければ、あなたがやる事はありません。あなたがやる事はたいてい現地の迷惑になります。
あなたの小さな行動力はありがた迷惑にしかなりません→
梅雨前線の停滞などに伴い九州地方などに甚大な雨量がもたらされ、各地で大きな被害が生じている。これに合わせて早ければ今日あたりからボランティア関連の機運が高まってくるとは思うのだけど、ちょいと待ったということで。直近では熊本地震でもあったムーブメントだけど、自意識過剰というか承認欲求の充足のための行動は、無意味であるどころか邪魔でしかないということなども合わせ、色々とまとめて。
→熊本地震では押し寄せた小口の支援物資で集積地がパンクし、内容物の選別に手間がかかり、結果として被災者に届くまで時間がかかりました。
— 山と縄@office-R2 (@R2_rope) 2017年7月6日
また、不要な物資を大量に保管〜処分することになりました。必ず自治体などの指示に従って下さい。→
→また熊本地震では野良ボランティア・粗悪なボラ団体の問題が表面化しました。
— 山と縄@office-R2 (@R2_rope) 2017年7月6日
急性期の被災地に入り込み被災者を怯えさせる、自警団を自称し「パトロール」する、技術も経験もないのに仕事を請け負うetc
災害ボランティアは自己実現や承認欲求を満たす場ではありません。肝に銘じて下さい。
「おれはどこでも車中泊やテント泊できるし、工具も使えるぞ!」と言う方、あなたもただの野良ボランティアです。
— 山と縄@office-R2 (@R2_rope) 2017年7月6日
一部の被災者にとってはありがたいでしょうが、本質は行政の首輪がついていない野良犬です。首輪が用意されるまでは自重して下さい。まだ被災地は救助活動の段階です#なんか見た
首輪の意味なんですが
— 山と縄@office-R2 (@R2_rope) 2017年7月6日
「どこの人?」って聞かれた時に
「○○町の者です」
「▼▼さんの友人です」
「○○に拠点がある▼▼って団体です」
って言えるかどうか?です。
被災者の方も首輪ついてるボランティアを選びましょう。熊本ではボランティアによる窃盗や手抜き作業による二次被害が問題に
ボランティア希望の方へ:
— 減災インフォ (@gensaiinfo) 2017年7月6日
現地負荷となる問合せは控えましょう
"現在、大分県内では、「災害ボランティア」の募集は行っていません。
今後、ボランティアの安全が確保され、現地からの要請等があり次第、募集が行われる予定です。" https://t.co/2bWCV4hSth
ゲームとかアニメじゃないんだから、自分が渡した物資がそのまま即時届かせたい場所にいくわけじゃない。むしろロジスティックが混乱している状況では、足手まといになりかねない。さらには「野良ボラ」やら善意の皮をかぶった悪質な団体の行動も気になるところ。
技術や資格がある人ならなおさら、その力を統括してコントロールした上で有効に使ってもらえるよう、行政の指示に従うのが何より大切。当人は満足しても、全体としてはかえって負担が増すばかりとなる。
被災地に救援物資として毛布1枚800円かけて配送するくらいなら800円寄付した方が現場の混乱も無く被災地にも喜ばれるんやで。、 https://t.co/KlAxT2KHFR
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
どうも救援物資の考え方が日本全体で「戦時中~戦後の混乱期の感覚」から抜け出てないような気がする。物不足の社会では「金で調達が難しいから物自体を送る」のが正解だが、現代では物資の調達は資金があれば何とでもなるので、選別や安全性確保等の手間を考えると「物を調達する資金を寄付」が正解。
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
お金はまさにそのためにあるのです。https://t.co/ApMHmMMBy7
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年7月6日
例えば毛布千枚を被災地に運込むのに、購入調達だと「販売会社→現地」だが、現物寄付は「全国千カ所から集積地へ配送→選別、場合によっては洗浄や廃棄→現地」と行程が増えるし、その分時間も人も必要となる。それに寄付の毛布自体はタダでも送料はかかる...なら送料を寄付した方が総合的にプラス。 https://t.co/v7jXidwIql
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
その食料も衣料もいまの日本では「金で調達できる」のですよ。現地で一番送られて困るのが食品。なぜなら、送られてきた食品の衛生状態や安全性が確認できないと配布できず、しかもその確認する人も機材も足りないから。そんな手間かけるなら、例えばセブンやファミマにおにぎり融通して貰う方が早い。 https://t.co/bghNYQ8yPR
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
災害時の寄付で「未使用の物資」と一言で言うが、未使用であることをどうやって証明、確認するのかとい点と、その物資を配布して問題が発生した場合誰が責任とるのかという問題がある。だから、全国的な災害で物資の調達自体が困難な環境でも無い限り、寄付は現金がもっとも有効なのです。
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
.@seki33 救援物資も災害直後は配られません。基本的に最初の3日間位は行政の備蓄放出です。安全性の問題も含め責任問題発生を防ぐためと、「仕分けの問題」です。やってみれば分かりますが、物資の仕分けはとてつもなく尽力と時間を必要とします。緊急時に現地でそれを行うのは無理です。
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
送った救援物資が直ぐに被災者に届くなんて思っちゃいけない。被災後の救援物資集積地はアマゾンの集配センターのような状況になる。それを限られた人材で仕分けし、安全性を確認し、必要な避難所別に分けて箱詰めし、ようやく配送になる。クロネコヤマトが全力でやっても配送大幅遅延するレベル___
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
いやマジで。被災地にふるさと納税するっていう支援の方法も充分に有効。 https://t.co/JnzC2u3iWl
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
例えばさ、救援物資で普通のシャツと有名ブランドのシャツが届いたとして、それを配られた人が「何で向こうは有名ブランドのシャツなんだ」ってもめることが無いとはいえないこんな世の中(ryなので、一括調達で支給が最も無難なんよ、現場では。
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
「金がすべてじゃない」なんていうけど、社会の問題のかなりの部分は「金で解決できる問題」なんだよ。そして金で解決できる問題を金以外で解決しようとすると「本来解決に必要だった金の何倍もの労力と金がかかり、しかも解決できない場合もある」ので、金で解決できる問題は金で解決した方がいいよ_
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
なんか「送料無料」ってのが通販に多いせいで物流のコストと労力がいまひとつピンとこない人が多いようですが、社会における物流の労力とコストはとても大きいのです。特に小分けの物品の個配は大変労力を必要とします。なので災害時には、被災地との物流ラインへの負荷を減らす事を心がけるべきかと_
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
災害発生当初は緊急対応に経験があり組織的に活動できる、ある意味プロの人達に対応をお願いするのが正解で、緊急対応が終わり、現場が安定して被災現場の片付けなど人力が必要になって初めてボランティアが必要になります。ボランティア希望の方は、必要な物資と体力の準備をしてその時待ちましょう。
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
同時に「経済成長がすべてじゃない。景気より財政規律」と主張する人には「経済成長と景気回復で、現在の社会問題のかなりの部分は解消する」ということをお伝えしたい。イデオロギーや清貧主義じゃ飯は喰えんのよ____ https://t.co/PdEmlSgmIP
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
(被災現場が混乱している時期に、外部から来た個々の緊急支援物資や義援金が被災者に届くなんて無理です。落ち着くまでは行政の支援が重要。事態が落ち着き継続になって初めて多くの方々の支援が必要になるのです。復興までには長い時間と多くの資金が必要になるので、民間の支援が力を発揮します)
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月6日
援助物資にしても説明されている通り。結局のところ個人ベースで色々と送っても、その中身の安全性の精査や輸送の調整、配布時の問題などを合わせ考えると、足を引っ張るだけの話となる。リソースが無限大にあれば話は別だけど。それとも企業のように、数千、数万の単位の同一・均一品質の物資を、安全性を確保した上で一度に送れるのかな? 無理だよね。
結局、それに近いことができるのは「お金」での支援ということになる。お金は色々なものに置換でき、お金そのものは体積も実質的にゼロに等しく、腐敗などもしないから、集約させた上でその時その時に必要なものに変えて役立てる事ができる。
恐らくは近いうちに主流コンビニや関連業界で募金活動が始まるので、その窓口に思いを託すのが一番。承認欲求を充実させたいのなら、募金額をアピールすればよい。
ボランティアに出かけるタイミングについては他の方も書いてる通り、『募集が始まってから』にしましょう。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
さて、「災害ボランティア健康管理マニュアル(岩田健太郎他、中外医学社、2012)」から必要そうな項目をピックアップ。
『こういう人はボランティアしに出かけちゃいけません』
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
・持病がある(かかりつけ医の許可を得ていれば別)
・発熱している
・下痢をしている
・咳が出ている
・破傷風の予防接種をいつ受けたか覚えていない
現地の方も関係する事:感染症による下痢に注意
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
・一見すると綺麗に見える水にも、下水が混入してる恐れがあります(特に今回のような水害では)。未開封のペットボトルの水や、飲料水として配布される水を飲むようにしてください。
・手には色々な病原体が付着しています。洗えない場合は消毒を。
これはマニュアルに書いてませんが、「物を飲んだり食べたりする前」「食べ物に触れる前」に手を洗う(無理なら消毒)、「ペットボトルのキャップを開ける時、唇が触れるところには手が触れないようにする」「処理してない手で鼻や唇に触れない」も必要ですね。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
なおアルコールでノロは死にません。
下痢の予防について、マニュアルから:
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
・生もの、保存状態の悪い食品(食べかけの食品等)、破損した保存食は避ける
・自分の判断で抗生物質を飲まない
野暮な解説)抗菌薬(抗生物質と一般に呼ばれる)はウイルスに効かない上、抗菌薬そのものが下痢の原因になります。
片付けをする場合の注意事項:
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
・肌の露出を避ける(長袖、長ズボン)
・手袋、安全靴などで手足を守る(素手で作業しない、釘などの踏み抜きを予防する)
・怪我をしたら作業中断。傷を綺麗な水で良く洗い、絆創膏などで保護(傷を汚さない)
・作業終了または中断時はよく手洗い。
マニュアルからそのまま引用:
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
『手洗い用の水が確保できない場合はウェットティッシュなどで汚れを落とし、消毒用アルコールを使用してください』
水が確保できるかどうかってけっこう大きいんですよね......
片付けをする時には、埃が舞うようならマスクの着用を。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
一般的な片付けであれば、花粉症用として売られてる不織布のマスクで良いですよ(N95なんてのに手を出したら作業になりません。N95マスクを付けて悠々と動きまわれるなら隙間だらけなので、付けてる意味がありません)
今の季節の注意事項:熱中症に注意
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
寝不足や食事の不足等がおこりやすく、熱中症にもかかりやすい体調になっています。こまめに休息をとる、何かおかしいなと思ったら作業は中断する、などの対処を。
余談ですが、普通に水道が使えてる場所なら、水道水については問題ないですよ。災害現場ですと水道水以外しかない事もあるので、それは気を付けて。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月6日
あと、要注意なのが「モーターで汲みあげる井戸水」です。
電気が復旧すれば水が確保できるんですが、汚染状況が判らん場合は煮沸を。
災害ボランティア健康管理マニュアル https://t.co/gzlwS2ahbZ アマゾンで確認
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年7月6日
で、実際に情勢がある程度落ち着いて、行政などがボランティアの公募を行うようになってからのお話。ガイドフックにも書いてあるけど、勢いとか自意識だけで参加するとかえって足手まといになるどころか被害を拡大しかねない。
このような、ある程度以上の知識を持ち、規律だった行動ができるからこそ、災害時には自衛隊とか軍が活躍することになるんだよね。
ともあれ、まずは時間も物資も距離も圧縮した形となっているお金で貢献するために、コンビニなどの募金窓口の開設を待ちたいところではある。
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