研究室に「フルグラボタン」を設置して半年経過。朝食を抜いたり、昼食がパン一つ、という学生がちらほらいたために設置。ボタンを押すとSlackに通知が飛ぶようにしてあり、データもとっている。原資は私費だが、研究室の買物で貯めたポイントを使っているのでインパクトは今のところ小さい。 pic.twitter.com/CAWevkJFf9
— Kentaro Fukuchi (@kentarofukuchi) 2017年7月4日
ちなみにカゴメのトマトジュース「プレミアムレッド」ボタンも設置してある。 pic.twitter.com/eWrKBfo1vT
— Kentaro Fukuchi (@kentarofukuchi) 2017年7月4日
アマゾンでのワンプッシュ購入ボタンを物理的に体現した、アマゾンダッシュボタン。その発想は無かった......というかあるかもしれないけど、本当に実現しちゃったのかという驚きからしばらく経ち、ああこれが未来の姿であり、それが出来上がったからこそ生まれる新たな発想もあるのだなという感はある。今件もその一つ。
組織単位でダッシュボタンを共有し、健康維持管理に役立てさせる。組織管理側は購入状況を把握できるので、色々と考えることもできる。経費としては、別途必要な部材を購入するときに得られるポイントも流用できるので、ある程度負担も減らせる。
アマゾンダッシュボタンを組織で共有するというのは面白い発想......とよく考えたら、通常想定されているアマゾンダッシュボタンの設置場所となる家族世帯もまた、組織の一種だったな。
話によると今件設置で該当者の健康状態が有意に良くなった云々などの効果は確認できていないとのこと。ただ、福利厚生の類ってのは得てしてそんなもので、明確な数字化は難しい。「余計なお世話」ではなく「あるとありがたい」的なものを積み重ねることで、少しずつ心境的に、数字に表れない部分で環境を良くしていくようなもの。
すべてがこのスタイルにせよ、というわけではないけれど。方法論の一つとして、こういう切り口もありではないかな、と思うのだな。
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