高齢者のネット離れ、というよりネット寄り付かず。理由は「必要ないから」

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本家サイトで高齢社会白書周りのデータを色々と探っていた時に見つけたデータ。一部は本家でも取り上げた気がするけど、高齢者の日常生活でどこから情報を取得するのかという話。トップがテレビで次新聞、家族から、近所からが続いて、ネットは7人に1人程度。2014年時点のデータなので今ではもう少しネットは浸透しているかもしれないけど、テレビと新聞にべったりという結果は、イメージ通りでなるほど感。


ただ、普段から欲している日常生活情報の類が、健康とか年金とか医療がメインなんで、テレビや新聞にべったりというのも仕方がないのかもしれない。


健康や年金や医療の話はネットにもあるじゃん、ということで、なんでネット利用機器などの情報機器を使っていないのか。トップは必要性を感じない。要はこれまでテレビや新聞で情報を取得するスタイルに慣れているから、これ以上新たな情報源は必要ないと判断してるってこと。江戸時代の人が現代に来て、「これまでの生活で不自由してないから別にいいや」と江戸時代に戻ってしまう感じ。長年の経験の積み重ねが、新しいものへの忌避感を作ってしまっているのだろう。

「使い方が分からない」ってのは仕方がない一方、尋ねられる相手がいないのかなあ、とい感もある。ただそれだと「使い方の指南をしてくれる人が無い」ってのがあるので、根本的に理解できないのだろうな。経済的な問題とか身体的な衰えは、実のところ理由としてはごく少数だったりする。

まぁ、実のところ、旧世代というか前ネット世代的なポジションなのだろうと考えると、理解ができたりする。ちょいとしたきっかけで「無くてはならないモノ」になるのだけどねえ......。

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このページは、不破雷蔵が2017年7月13日 06:32に書いた記事です。

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