一見無駄な知識や教養がある程度無 いと、簡単に人は騙される。歴史や道徳や天文学、地理、哲学などの一定の教養は持っていないと足元をすくわれる。直接金になることや役に立つことばかりでなく、総合的な教養を持って初めて自分の判断が出来て意見が生まれる。尊敬もされる。人生も豊かになる。
— 佐藤誠孝 鎧甲冑製作所 (@katchusi) 2017年7月18日
基礎知識を一通り学んでおいて会得しておくのは、色々な選択肢を増やし、複数方面での絡み合いによる理解を深めるためには必要不可欠な話。積み木で造形を創るにしても、種類は多い方がいいってのと同じ。一部で「基礎知識などいらぬ。専門分野に突っ走れ」という話もあるけど、基礎ができてないと容易に方向性を違えるし、失敗した時の軌道修正が容易では無くなる。
で、もう一つの基礎知識、さらには教養の重要点ってのがこれ。専門バカ的な状態になっていると、その他の分野からの甘言にころりと騙されてしまう。あまり良い例とは言えないのだけど、プロスポーツの名選手が引退した後に、色々と詐欺にあったり犯罪に手を染めてしまったりするってのも、少なからずその部分があるのではないかな、と。
あらゆる分野で専門家レベルの知識と情報を身に付けろとはいわないし、それは無理。神のような能力と無限の時間が必要となる。ただ、社会人として一般的に必要なレベルの知識や情報、教養を持っていないと、自分の専門分野では最先端の場所に居たとしても、他の分野でツッコミが入った時に、いともたやすく騙されてしまう、悪しき方向へ誘導させられてしまう。
「日本の教育は暗記偏重、詰め込みだからダメだ」という紋切型が「ゆとり教育」をはじめとする余計な教育改革を呼び込み、果てしなくぐだぐだにしているという反省はないのか。
— 伊藤 剛 (@GoITO) 2017年7月16日
初等、中等教育は建築に例えるなら基礎工事。ここ手抜きすると建物倒壊する。基礎は面白みがあるわけでは無い。ひたすらに知識と読解力と計算力を蓄える作業。学校で教えることは「生きていくために必要な土台」だからある程度詰め込み教育でいい。あとは理解度別で落ちこぼれを出さない努力を。 https://t.co/Eaa5xPRim9
— 青木文鷹@日曜R17a・大将軍神社研究会 (@FumiHawk) 2017年7月17日
基礎知識を欠いた応用はないよ。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月16日
型を知っていなきゃ、型破りはできませんよね。 https://t.co/x33dLFnkZC
— 山内卓司 (@takubonn2501) 2017年7月17日
数日前に似たような話が出たけど、まさにこれ。基礎工事が無くして、その上の工事が成り立つはずもなし。応用は基礎知識があって初めてできる事。型がなくては型破りはできず......ってこれは前にどこかで見たな。
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