昨日もちょっと書いたけど、世の中は「順を追って初歩的なところから説明すればわかる、理解力のある人」ばかりじゃないしね。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月20日
思い込みでデマを撒き散らす、あるいは「過激な発言で注目を集める事が好きでデマを撒き散らす」人への対策は知識の普及ではないよね。
それ以外の人には有効だけど。
これは非常に「分かる」と分かり哲也先生が一個大隊単位でやってきそうなお話。文頭に「ここからのお話です」と書いてあるのに「この話はどこから持ってきたのですか」と聞いてくる人が定期的に出現することを経験しているだけに、そう思っているのは自分だけではないのだなあ、という感がじんわりと。
分からない人ってのはその中身は多種多様で、特定方面だけに理解力が欠けている人、根本的な部分で理解をしようとしない人、単に面倒だからすぐにゴール的な答えが欲しいので途中の理解部分は要らないという人、そして最初からゴールを決めていてその通りの情報で無いので「自分が納得のいく答えへ導けるような情報をよこして理解させろ」というもの(政派的な考え方に多い)。
そういう人たちへの多分は、適切な情報を、分かりやすく正しく周知させるという、本来の手法では対処ができない。害虫に「君たちは僕にとって害なので、別のところに行きなさい」と指導しても言うことを聞かないのと同じ。聞く耳持たないとでも表現すべきなのかな。「言葉は通じるのに話が通じない」とか。
ある一定割合で、「過激な発言で注目を集める事が好きでデマを撒き散らす」人っているんだよなあ...
— KGN (@KGN_works) 2017年7月20日
こういう人は「その瞬間、皆が話を聞く」「自分の影響力を感じられる」が楽しいので、ぶっちゃけ科学的合理性はどうでも良いし、社会的影響なんて考えない。聞いてくれた人の囲い込みも始めたりする。
あの手の「自分が注目される快感」が欲しい人への対策は正直、『信者になりそうなポテンシャルのある人を引きはがして行く』しかないだろうね。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月20日
「そのデマに引っ掛かる人」を減らして行けば良い。
先行してイメージ作りする事も含む。
ただ、デマに飛びついて注目集めたがるのはマスコミも一緒なんで、特にTVにそれをやられると、地道に説明しなきゃいけない側はとても不利なんだよね。
— KGN (@KGN_works) 2017年7月20日
ワイドショー系インチキ『医学』でどれだけ迷惑被ってきた事か。
そして指摘されている通り、そのような人たちは少なからずにおいて、理解しない事柄の誤情報を流すことで自分の益とする姿勢を見せる。むしろ逆で、自分にとって益となる話を打ち消されるのはイヤだから、正しい情報を理解しようとしないのかもしれない。生物にとっての防御姿勢的なものなのだろう。
新興宗教の類はこのパターンが多いし、昨今のFacebookやメルマガなどのソーシャルメディア界隈で確認できる「村組織」的なものも、この新興宗教のデジタル版とでも表現できる。
そして今のマスメディアは多分に、この悪質系新興宗教の方向性を見せているのが非常に怖いところ。戦中の日本における報道管制はよく知られた話ではあるけど(それとて多分に、普段知られている内容は情報が改ざんされているけどね)、それをマスメディア自身が率先して行っているような。そば事案(森友・加計)や【報道の切り貼りと「報じない自由」と】でも説明した「こんな人たち」が良い例だね。
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