地下鉄駅で見かけたポスター。ドアにはさまれるムンクの叫び。このセンスは素晴らしい。 pic.twitter.com/Ju6ZMc72lu
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年7月27日
先日通院の帰りがけに駅で見かけたポスター。一瞬、何があったのかと驚き、つい足を止めてしまった。ぱっと見はムンクの叫びのアレそのものなんだけど、気を取り戻してよく見直すと、その叫びの人が電車のドアに挟まれている。
要は駆け込み乗車をして上手くいかず、ドアに挟まれて痛い目にあっている情景が、叫びの人そのものな次第。車内にいる人がみんな驚いてその様相を見ているけど、確かにこんな情景になったら驚くわな。というか背景部分がそのままムンクの叫びなので、いったいこの電車はどこに止まっていたんだよ、というツッコミもしたくなる。
他方、冷静になって見直すと、色々とよくできているのも分かる。叫びの人は片足だけ車内に踏み込んでいて、足で止めようとしたっぽいし、車内にいる人はすべて線画で描かれていて当方のようにぱっと見では叫びの人だけが目に留まる工夫が成している。
今件は「世界マナー美術館」とあるので、あるいはシリーズ化されるのかもしれない。残念ながら公式サイトには記述が無かったけど、次回作が大変楽しみだ。
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