↑ ヤングキングアワーズ2017年10月号
表紙は「絶滅酒場」。リアルな描写をするよりは、作品の風潮を活かしてコミカルなデザイン、色合いにしたのだろうけど......いいね、これ。気軽に読んでほしい的な印象がちゃんと伝わっている。
「ジオブリピンナップ」が巻頭ページに。巻末に久々に登場した「バイポット」はかつての画風、雰囲気をもう取り戻している感じなんだけど、「ピンナップ」の方は未だに結構な違和感があるのだよね。そろそろ何があったのか明らかにしてもらえればと思うのだけど。
巻頭カラーは石田敦子先生の「ざせつ男とまんが少女」。業界周りの想いを鋭い切り口で描くことに定評のある先生の作品だけど、今回は漫画界隈を目指す人の話かな。スマホやピクシビ云々とあるから時系列は現在。まぁ第一話から色々とスピーディーな展開で先が楽しみ。
「アルペジオ」はお悩み。艦娘、じゃなくて霧の中でも色々と思惑があり、ヒトと同じ概念を得ようと試行錯誤。「絶滅酒場」は2本立て。作品の設定を使った面白い見せ方。ストーリー構築が非常に巧み。「僕らはみんな河合荘」は少しずつ色々と動いていく香り。そろそろ終わりに向かってるのかな。
「超人ロック」は主人公がバーチャル空間(?)で危機に。本当なのか、ふりをしているだけなのか、これまでのパターンだと双方有るからなあ。一方でロンジット鉱周りの面白い話も。なるほど、相場的にはそうなるか。「二本松兄弟と木造渓谷の冒険」は空飛ぶ要塞へのラム戦。小ネタがあちこちあって面白い。異世界にいってからも色々と。あー、これ、やはり単行本で一気に読まないとやきもきしまくりのタイプだ。
「ドリフターズ」はちょいとページが少なめかな?8ページしかない。ただスピード感があるのでさらにあっという間。さて次回はどうなることやら。日本海軍組がそろそろ出てきてもいいなあ、という思いもある。
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