院内唯一の24時間営業のコンビニが"ひがし棟"にオープン 「ファミリーマート千葉大学病院店」8月30日開店!~図書コーナーや34席のイートインスペースも設置!焼きたてパンも提供!~ https://t.co/PN5qnk4LBq pic.twitter.com/j1nLAlYJcc
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2017年8月23日
店内は、全国の病院内で多数の出店実績を持つファミリーマートならではのノウハウを活かし、丸みを持たせたレジカウンターや、木目調の壁を使用するなど、快適さとこころ温まる優しいお店づくり"heartful(ハートフル)"をテーマとした店舗設計をしております。
商品面においては、通常のコンビニエンスストアの商品・サービスに加えて、当店限定の取り組みとして、店内調理の"焼きたてパン"なども提供するほか、マスクや医療衛生品など病院内で需要の高い商品も品揃えいたします。
コンビニの出店先として大手病院が選択されるというケースが増えている。一定数の集客は確実に見込めるし、お客の層もある程度絞れるからマーケティングもしやすい。病院からも福利厚生的な観点で喜ばれるので、どちらも笑顔になれるという感じ。大学内とか団地内のコンビニと似たようなもので、さらに閉鎖感が強いから市場を独り占めできる(何しろ入院患者の多分は外出禁止だからね)。
かくいう当方も入院時には院内コンビニに随分とお世話になったし、通院に切り替わってからも色々と便利な場所として活用している。ATMがあるだけで随分と安心感があるし。
で、今回ファミマが展開するのは、ほぼ通常の屋外コンビニと同じ規模のもの。さらに焼き立てパンの販売とかイートインスペースの設置とか、貸出図書コーナーとか検索用パソコンとか、なんだかコンビニを超えた福利施設みたいな感じ。
病院の規模にもよるのだろうけど、これは多分試験パターンなのだろうな、と。このケースで上手く運用できるようなら、他の大手病院にもアプローチをかけて出店を促すってところなのだろう。病院側も集客のポイントとしてアピールできる。
コンビニが従来の存在意義、価値からさらに拡充していく感はあるけど、同時に中の人、つまり働く人の専門性も高まっていくのだろうけど、その辺りの確保は大丈夫かな、という気がする。いつまでも普通のアルバイトさんに任せるのは負荷が大きすぎるような気がするのだけど。自動化を進めれば何とかなる、というつもりなのかもしれないけど、対人商売の場合はそうもいかないのが世の常というものだし、ね。
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