これねー、いま必死に若いノ教えてる。業務の全体像、礼儀礼節、計数管理、メール文面、宴席の手土産まで徹頭徹尾。そうやって三年経つがみんな定着し仕事にムダが無い。入社時に叩き込んだ門下生が組織として力になってる事が何より嬉しいが、手前ェの仕事と並行するのでstress半端ねぇっす。
— AL7UPS (@AL7UPS) 2017年7月30日
空っぽの新卒から丁寧に育てたら、モノになる可能性も定着する可能性も高いんだよね。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2017年7月31日
VBでも早い段階から新卒に拘る会社は意外に多いけど、結局はそれに合理性があるからなんだと思う。 https://t.co/kwkp7FPmk5
企業という組織体の中では、新しく入ってきた要素を組織に順応させて有意な働きを成すように、色々と手ほどきをする必要がある。買ってきたばかりの靴はちょっと履きにくいので、何度か無理して履いたり、色々と微調整をして自分にマッチするようにしていく。仕立服も似たようなものかな。量販既製品のように、手にした時点のスペックそのままで良いってのは、パートやアルバイトの中でも単純作業程度のものでしかない。それですら、ちゃんと工程とノウハウを教えて慣れさせる必要がある。
ただこの育てるというか、調整作業的なものって、評価されにくい。数字化が難しいからね。大局的に見れば間違いなく組織全体にはプラスになるはずだけど、具体的にこの行為がどれほど数字を押し上げたのか、その指標化が、ねえ。なので、下手をすると、あるいは教育を後押しする仕組みができてないと、どうしても後回しにされてしまう。なぜなら、評価されない新人教育をするよりは、自分の今の仕事を片付けた方が組織全体からは具体的に、確実に評価されるからだ。「金にもならないこと、もしかすると非難すらされるかもしれないことをやってられるか」的な。
部下育てるって、最高に『全体』の仕事の効率を上げるが、大きい組織に所属してると、自分に返って来ないんだよな。
— 悪源太 (@akugenta03) 2017年7月31日
自分がしてもらったことを部下にしてやれてないと、度々思っている。
今の監査法人でもリストラを経て、減点主義が罷り通るようになった結果として、この手の話はよく聞くんだけど、目先の事しか考えなかった結果、途轍もなく大きいものを失うって例の典型だと思うわ。 https://t.co/AlrqYudAql
— ボヴ (@cornwallcapital) 2017年7月31日
さらにいえば指摘の通り、仮に新しい人をそれなりに育て、組織としての効率を高める事ができても、それが育てた人には返ってこないこともある。組織が大きくなると、育てた人が別のところにいっちゃったり、自分とは関係の無いところで評価されたり活躍したりすると、自分が苦労してリソースを割いて育てたのに、何か意味があったのかな、ということになる。無論組織全体としては大いに意味はあったのだけど、自分自身にそのリターンがほとんどめぐって来ない。
この辺りは評価システムそのものを上手く工夫する必要があるのだろうな。
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